『俺俺』初日舞台挨拶に笑顔で登場した内田有紀

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KAT-TUNの亀梨和也主演作『俺俺』の初日舞台挨拶が5月25日に新宿ピカデリーで開催され、亀梨和也、内田有紀、加瀬亮、三木聡監督が登壇。満員の会場を前に亀梨は「やっと皆さんと共有できる日が来た。二度、三度見てもらえると、より深いメッセージと新しい発見がある作品です」と喜びを語った。

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原作は、第5回大江健三郎賞受賞の星野智幸による同名小説。ある男が、なりゆきでオレオレ詐欺を働いた事をきっかけに、何人もの別の“俺”に遭遇するという異常事態に巻き込まれていく奇想天外な物語。亀梨が前代未聞の1人33役に挑んだことでも話題だ。『転々』(07)、『インスタント沼』(09)など独特の作風で知られる三木監督は「実験的な映画。どういう反応が出るのか楽しみです」とコメント。「亀梨さんとも初めてで、新しい試みをするという気持ちを大事にした。僕が立ち止まると、皆さんもついて来れないですから。最後まで走りきらなきゃという気持ちが強かった」と振り返った。

ミステリアスなヒロイン・サヤカ役の内田は「原作にはない役で。全て三木さんの策略です。楽しくやらせてもらいました」、“九一”分けヘアーの役柄を演じた加瀬も「変な役でした」とニッコリ。すると亀梨は「全部、監督のせいですよね」と嬉しそうに話すなど、それぞれが三木ワールドを存分に楽しんだ様子だ。また、台湾をはじめ、シンガポール、ロシアでも公開が決定したことを聞くと亀梨は「めちゃくちゃ嬉しいですね!色々な国に増殖していってくれたら。目指せ33ヶ国!」と意欲を見せていた。

映画のヒットを祈願して、33役を演じた亀梨にはこれまで33のミッションが課せられてきた。“3月3日の3時33分に起きる”や、“1日で33本ヒットを打つ”など、様々なミッションをクリアしてきた亀梨だが、公開初日のこの日はラストミッションとして、ストップウォッチを体内時計で計りながら“33秒”で止めることに挑戦。亀梨は「どこまで追い込まれるんですかね。僕は天才肌じゃないので、そんなに(運を)持っていないですよ」と苦笑しながら、ミッションをスタートさせた。

客席が息をこらして見守るなか、34秒67のカウント表示で止めてしまうと亀梨は「ああー!」と崩れ落ち、「もう一回!」と汗をかいて懇願。2回目のチャレンジでは35秒67、三度目の正直でようやく、33秒35でストップウォッチを止めてみせた。会場からも拍手が沸き、亀梨も「よーし!やりました!」と大きくガッツポーズ。見事、33のミッションを全て成功させて、初日舞台挨拶を締めくくった。【取材・文/成田おり枝】