今月20日、電車やバスなど公共交通機関でのベビーカー利用について、国土交通省が事業者ごとに異なるルールを統一させるべく、検討に乗り出すというニュースが報じられた。
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これまでも各鉄道やバスの事業者は、交通機関内でのベビーカー利用について、事故を未然に防ぐための注意喚起や、マナーの啓発などに取り組んできた。

例えば、車輪をストッパーで固定してもらう、混雑状況によっては折り畳みを求めるなど。また、優先スペースには、ベビーカーと車いす両方のマークを表示しているケースもある。

ところが、こうした規定の内容や優先スペースの表示は各事業者に委ねられているのが現状。そのためネット上では、車内で利用するベビーカーのマナーをめぐって、若干の混乱や論争が生じている。

中には、ベビーカーでの乗車自体に否定的な見方をもつ人も。
・最近のベビーカーってやけに大きい。大人一人分以上の場所を取られます
・超ラッシュなのに平然と乗ってくる人。かなり不愉快……
・出入り口に付けられると、結構邪魔なんだよね。抱っこじゃダメなのかな
など、混雑時にスペースを確保することの難しさや、通路や乗降口付近の通りづらさに苦言を呈するものが多い。特にラッシュアワー時は、空けてあげたくても現実的に不可能な場合も多く、「お互いのために時間を考えて控えてほしい」というコメントも寄せられた。

とはいえ、子どもと行動する際は必然的に荷物が多くなるわけで、遠出の時こそベビーカーが必須。車をもたない保護者が抱っこ紐だけで移動するのは、体力的にも限界がある。

「ならばせめて、「乗車時には畳んでほしい」という意見もあるだろうが、
・子どもを抱えたまま畳むのって、女性一人だと結構難しいんです
・さすがに、空いているときぐらいは広げたままにさせてほしい
・右腕に子ども、左手で畳んだベビーカーと荷物じゃ、負担多すぎだよ
と、それもなかなか厳しいのが実際。

確かに、ただでさえ子どもと荷物で手いっぱいのところに、畳んだベビーカーまで加わったら、バランスを崩して転んでしまう可能性もある。もちろん、ベビーカーの利用者側が「退いてもらって当たり前」という態度ではいけないが、周囲はこの問題について、もっと相手の立場に立った理解をもつべきなのかもしれない。

ネット上でも、
・お互いがほんの少し気を遣えばいいこと。必要なのは相手への想像力だと思う
・お年寄りに席を譲ることと同じぐらい、みんなが自然に配慮できれば素敵
・子育てしやすい社会をつくるのは、一人ひとりの優しさなんだよね
といったコメントが散見される。

果たして国は、両者の立場をくんだ新しい共通ルールを適用できるのか。今後に期待したい。

(出羽恵実子/effect)

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