ふだんから気にしている健康診断の項目、今注意しておきたい項目は?

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痛風財団とサッポロビールは全国の20代〜60代男女を対象に、「健康診断に関する意識調査」を共同で実施した。調査は5月2日〜4日にかけて行われ、1,000名(20代、30代、40代、50代、60代の男女各 100名)から有効回答を得た。

まず、この1年間に何回健康診断を受けたか尋ねたところ、57.6%が「1回」と回答。2番目に多い回答は「受けていない」で34.9%だった。

健康診断を受診しない理由については「面倒だから」、「費用がかかるから」、「時間が取れなかったから」という回答が多かった。また、健康診断を受診している人にその理由を尋ねたところ、若年層は「職場(学校)で健康診断が実施されるから」という理由が多いが、年代が上がるにつれ「自分の健康に関心があるから」が多くなっている。

ふだんから気にしている健康診断の検査項目について聞くと、男女ともに「身長・体重」、「BMI・体脂肪率」、「血圧」、「中性脂肪」、「コレステロール値」が多かった。一方「尿酸値」を気にしている人は2割以下と低い。男女別で見ると、女性より男性の方が気している割合が多く、その他の項目に比べて男女差が一番大きかった。

「尿酸値」に関係する言葉に関する認知について質問したところ、尿酸値は12.8%、プリン体については9.7%が「知らない」と回答。「聞いたことがあるがよく知らない」との回答が、尿酸値については53.1%、プリン体については61.7%以上で、内容についてはよく理解していない人が多いことが分かった。

尿酸値やプリン体が影響を及ぼす病気の認知率では、「高尿酸血症」は「知らない」との回答が37.2%と認知が低かった。しかし、痛風についての認知は非常に高く、47.7%の人が「どんなものか知っている」と回答しており、痛風に関しての理解は比較的高いようだ。

続いて、尿酸値の上昇とプリン体の関係について尋ねた。尿酸値が上昇する原因としてプリン体が関係していることを知っているか聞いたところ、「知らない」と回答した割合は65.2%(「知らない」と「あまり知らない」の計)で、プリン体の影響があまり知られていないことが分かった。

また、プリン体が多い食品や飲料について尋ねたところ、「ビール(発泡酒・第3のビールは除く)」という回答が75.7%で最も多かった。しかし、「ビール」のプリン体よりも「鶏レバー、マイワシ干物、イサキ白子」などの方が極めてプリン体が多く、正しい知識を身につけている人は少ないようだ。

続いて痛風のイメージについて聞くと、1位は「かなりの痛みを伴う病気(70.5%)」、2位が「贅沢(ぜいたく)な食事をする人がなる病気(41.6%)」となっている。

また、痛風に最もなりやすいと思う年代について尋ねると、1位は40代(43.0%)、2位は50代(37.1%)。しかし、痛風外来における初診者の発症年齢調査では、30代の発症が最多で痛風発症の若年化傾向が進んでいるという。