カピバララーメン。味はカピバラにちなんでいるが、もちろんカピバラ入りじゃない

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昭和40年発売の「キリンラーメン」は、愛知県西三河地方ではよく知られた、いわば元祖ご当地即席麺。コネタでは以前、その姉妹品「ペンギンラーメン」も紹介したが、先日、さらに新たな仲間が加わった。

その名も「カピバララーメン」。カピバラとは、南米を中心に生息しているネズミの仲間。大人になると60キロほどにも成長する巨大サイズだが、愛くるしい表情や姿が持ち味だ。

日本でもカピバラに会える動物園はいくつかあるが、埼玉県こども動物自然公園もそのひとつ。同園では、冬場に温かいお湯につかるカピバラの姿を観察できる「カピバラ温泉」がとくに人気を集めている。

今回は埼玉県こども動物自然公園からの打診をきっかけに、キリンラーメンの小笠原製粉とのコラボが実現。動物園に来たお客さんにカピバラを見て楽しんでもらった後は、お土産コーナーではカピバララーメンを見て楽しんでもらう。さらに、家で食べて楽しんでもらい、また動物園に来たくなってもらいたい。そんな想いをこめて商品を開発したという。

家で思い出して食卓が楽しくなる――をコンセプトに掲げており、
「実際、カピバララーメンを見たり聞いたりした方の多くが、“カピバラ!(笑)”、“ゆず風味しょうゆ味?”など、クスッと笑ってもらえて場が和みます」
というのは小笠原製粉の担当者。パッケージも「最高にかわいい」ではなく、「クスッと笑える」ものを目指したというが、独特のデザインセンスはキリンラーメンやペンギンラーメンとも共通だ。

気になる味は「ゆず風味しょうゆ味」。カピバラの体が茶色いことから、茶色いスープのしょうゆ味に。また、カピバラ温泉に浮かんでいるゆずを連想できるように、ゆずの風味を効かせたのだという。実際に食べてみたのだが、昔懐かしいマイルドな味わいのスープに、すっきりしたゆずの風味が絶妙にマッチ。すっきりした味で、暑くなるこれからの季節にもぴったりだ。

商品は4月5日から埼玉県こども動物自然公園で先行発売中。予想以上の反響で、GWの期間には約3,000袋が売れ、品切れになった日もあったという。そのうえ、先行発売時はとくに案内も流していないのにネット等で情報を得たのか、問屋さんからの問い合わせも殺到しているとのこと。
「ガツガツ売り込むことはしないで、長く楽しんでもらえるようにゆっくり紹介していこうと思います」

価格は1袋200円(税込)。5月27日からは、小笠原製粉のオンラインショップ、地元スーパー、全国各地の土産店などでも販売される。

今回はコラボ第2弾となるが、コラボ相手は動物などに限定しているわけではなく、お互い「楽しく取り組める」ことのみが条件。すでに動物以外とのコラボも企画しているというから今後の展開も楽しみだ。

パッケージを見ているだけでも顔がゆるむカピバララーメン、ぜひ一度試してみては。
(古屋江美子)