白い馬に乗って城内を走り回るのが日課の日出清子を深田恭子が演じる/[c]2014映画「偉大なる、しゅららぼん」製作委員会 [c]万城目学/集英社

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ベストセラー作家の万城目学の同名小説を基にした『偉大なる、しゅららぼん』が、濱田岳と岡田将生の主演で映画化されることは既に発表済みだが、この度、濱田演じる淡十郎の姉・日出清子役を深田恭子が演じることが明らかになった。

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万城目学といえば、「鴨川ホルモー」は京都、「プリンセストヨトミ」は大阪と、関西を舞台にした奇想天外な設定の作品でおなじみだが、本作の舞台も同じ関西の滋賀県だ。琵琶湖畔の街で代々、不思議な力を伝承し、江戸時代から残る城に住んでいる日出家。その跡取りにして最強の力の持ち主である高校生の淡十郎(濱田)と、力の修行のために城に居候する分家の涼介(岡田)の2人が、同じく不思議な力を持つライバルの棗一族とトラブルを起こし、街や歴史をも巻き込む大きな騒動に発展していく様を描き出している。

深田が演じる清子は、能力が強すぎるため社会生活になじめず、城に引きこもる女性。言葉も乱暴で、“グレート清子”“清コング”とも呼ばれており、重度の引きこもりにも関わらず、城の中では赤いジャージを着て、白い馬を乗り回すという強烈なキャラクターだ。

「ファンタジーのキャラクターを演じ抜けられる日本一の女優さん」と深田を評する山田プロデューサーは、「性格やコスチュームをひっくるめて、まさかの設定のキャラクターが、深田さんの手にかかると不思議と説得力が出る」という。深田といえば、『下妻物語』(04)のロリータ少女や、『ヤッターマン』(08)のドロンジョ、テレビドラマ「富豪刑事」の超お金持ち刑事など、浮き世離れしたキャラクターにはまり役が多い。山田プロデューサーは「深田マジックが起きていると思います!」と太鼓判を押す。

そんな清子を演じるに当たって乗馬に挑戦した深田は、「撮影が進むにつれ、マレーボ(馬の名前)の気持ちがわかるようになるほど」と乗馬がすっかり気に入ったようだ。1ヶ月弱にわたる撮影は全て琵琶湖畔のオールロケで行われた。深田は「共演者の皆様とも本当に仲良くしていただいて、全てがあまりにも楽しくて帰りたくないほどでした。共演させていただいた濱田さんと岡田さんは、いつも本番前に、学ランの一番上のボタンをお互いに留めあっていて、その様子がとても可愛らしく、微笑ましてく見ていました」と振り返っている。撮影は既に終了しており、2014年春の公開に向けて製作が進められている。【Movie Walker】