やるわよ! - ユマ・サーマン
 - Marc Stamas / Getty Images

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 映画『パルプ・フィクション』『キル・ビル』シリーズでおなじみのユマ・サーマンが、アンチゲイの活動家アニタ・ブライアントを演じることがThe Hollywood Reporterほか複数メディアで報じられた。

 これは、ドキュメンタリー映画『セルロイド・クローゼット』などの秀作を手掛け、今年のサンダンス映画祭で長編映画『ラブレース(原題) / Loverace』が話題になったロブ・エプスタインとジェフリー・フリードマンがメガホンを取る予定の作品で、脚本はチャッド・ホッジが執筆することになっている。

 アニタ・ブライアントは、1950年代後半から1960年代前半にかけて歌手として活躍し、Billboard Hot 100に計11曲がランクインしたことがある。またフロリダ・シトラス・コミッションのスポークスパーソンとして、彼女の曲を使用したコマーシャルが全米に放送されたこともあった。

 だが、1977年にフロリダ州のマイアミ・デイド群で性的指向に基づく差別を禁止した条例が通過した際に、彼女はSave Our Childrenという団体のリーダーとして条例を撤回するキャンペーンを広め、同性愛は罪であるという保守的なキリスト教徒の信念のもと活動したため、世間から批判され、キャリアに支障をきたした。

 今のところ、UTAインディペンデント・フィルムズ・グループとウィリアム・モリス・エージェンシーがアメリカ国内の映画化権利を保有し、カンヌ国際映画祭で、今作の製作資金を提供できる製作会社を探すようだ。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)