宮城県で、火縄銃実演やヨット体験を楽しめるサン・ファン祭り開催

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慶長遣欧使節の船、サン・ファン・バウティスタ号の出帆400周年を記念する「第20回記念サン・ファン祭り」が、「宮城県慶長使節船ミュージアム サン・ファン館(宮城県石巻市)」で開催される。開催日時は5月25日(土)16時〜20時(前夜祭)、26日(日)10時〜15時。

同イベントは、1613年に慶長遣欧使節の船「サン・ファン・バウティスタ号」が、石巻牡鹿半島月浦を出帆してから400周年、そして同館にある復元船の進水から20周年になることを記念し、西洋との貿易を試みた伊達政宗と、支倉常長ら先人の偉業をたたえ行われる。

当日は、歌手クミコさんによるスペシャルコンサート、石巻日高太鼓の演奏、火縄銃実演、渡波獅子風流保存会による「獅子風流」など、様々なイベントを開催。館内で3D立体映像見学会、海上では無料のヨット体験クルーズが行われるほか、イタリアンフード&カクテルバーなどの店舗も出店する。

なお、今回のゲスト・クミコさんは震災の日、石巻市内でコンサートのリハーサル中だったという。津波が押し寄せてくる中、ホール近くにある裏山へ命からがら避難している。

慶長遣欧使節とは、かつて仙台藩主だった伊達政宗が海外との貿易を試み、フランシスコ会宣教師ルイス・ソテロを正使、支倉常長を副使として、エスパーニャ帝国(スペイン)とバチカンに派遣した使節のこと。常長が帰国した頃の日本はキリスト教を弾圧しており、使節団正使のソテロは処刑、常長も失意のうち2年後に亡くなっている。