ホンダ、北米仕様アコードに採用の”異材接合技術”で「自動車技術会賞」受賞

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本田技研工業(以下、ホンダ)は23日、自動車技術会主催の『第63回 自動車技術会賞』において、ホンダの技術者が「技術開発賞」を受賞したと発表した。

「技術開発賞」は、過去3年間に自動車技術の発展に役立つ新製品または新技術を開発した、個人および共同開発者に贈られるもの。

ホンダは今回、「スチールとアルミニウム合金のFSW異材接合ハイブリッドサブフレームの開発」のテーマで受賞。同技術は、他部品へも適用可能な異材接合量産技術として、幅広い産業分野で活用できる点が評価されたという。受賞者は、宮原哲也氏(本田技術研究所 四輪R&Dセンター)、大浜彰介氏(同)、畑恒久氏(同)、佐山満氏(同)、矢羽々隆憲氏(本田技研工業 鈴鹿製作所)の5名。

ホンダは2012年、アルミとスチールという異材の接合を、摩擦かく拌接合(FSW)の原理を用いて生産ラインで実用するシステムを開発し、自動車の主要構造部材であるサブフレームの量産ラインに採用(同年発売の北米仕様「アコード」に搭載)。

重ね継手線接合を産業用ロボットにて実現するという新たなコンセプトが、同技術の実用化につながり、アルミとスチール間の電食防止対策の同時加工に加え、新たに開発した量産用検査に適した接合部の非破壊検査技術も併せ持つなど、実用性が極めて高いという。