あなたの家計簿見せて! ”給料減少時代”の家計診断 (21) 38歳会社員女性、夫と合わせ月収37万円。子供の大学費用の貯金ができない…

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連載コラム『あなたの家計簿見せて! ”給料減少時代”の家計診断』では、相談者のプロフィールと実際の家計簿をもとに、5人のFPが順番に、相談者の家計に関する悩みについての解決策をアドバイスします。

【相談内容】

子どもの年が12歳離れているので、上の子の塾代と下の子の保育園代で、教育費がかなりかかってしまっています。長女の大学入学に向けて貯金をしたいと思っていますが、毎月収支がトントンで貯金がまったくできていません。家計のどこを見直したら、貯金ができるようになるでしょうか? また、大学入学までにいくらお金を貯めておけばいいでしょうか?

【プロからの回答です】

上の子の塾代と下の子の保育料、保育料は年齢が上がるにつれて減っていきますので、あと1〜2年が踏ん張りどころです。教育費は削りにくい項目ですが、”聖域”にせず見直していきましょう。



生活費を平成24年度の家計調査から宮本家の収入に対する平均値を見てみると、いくつか上回っている項目が挙げられます。大事にしたい項目とそうではない項目とランクを付けて、ランクの低いものは思い切った削減をして、平均以下を目指しましょう。



(※詳細は以下をご覧ください)

確かに、教育費に月9万5千円は負担ですね。

下のお子さんの保育料がとても高いように思いますが、認可外保育園に入園されているのでしょうか。市川市は、認可外保育園に入園している子どもの保護者へ3歳未満は2万1千円、3歳以降は1万200円補助金を出しています。また、入園はキャンセル待ちなどで難関かもしれませんが、収入に応じて保育料が決定される認可保育園へ申し込みをしていくのもひとつの手です。3歳未満の保育料は高いですが、3歳を超えてくると保育料は半分以下になるはずです。

上のお子さんの塾費用も、もう少し安いところに変えられないか、受講科目を減らすことができないか検討するのもいいでしょう。上の子の塾代と下の子の保育料、保育料は年齢が上がるにつれて減っていきますので、あと1〜2年が踏ん張りどころです。教育費は削りにくい項目ですが、聖域にせず見直していきましょう。

生活費を平成24年度の家計調査から宮本家の収入に対する平均値を見てみると、いくつか上回っている項目が挙げられます。大事にしたい項目とそうではない項目とランクを付けて、ランクの低いものは思い切った削減をして、平均以下を目指しましょう。

通信費

通信費の平均は12,000円です。現状が3万円なので、いきなり半分以下にというのは難しいかもしれませんが、固定電話と携帯などを一つにすると安くなるパックを利用したり、思い切って固定電話をやめてしまうなど、1万円は節約できないか検討してみましょう。

被服費の平均も12,000円。現在2万円使っているようですので、平均を目指すとしたら8千円節約できます。



外食、家族の小遣い、レジャー費



家族の小遣い(ランチ代含む)とレジャー費が合わせて5万2千円。さらに食費の中に外食費が含まれていますね。外食もレジャーと考えて、この3項目まとめて2万円を目標に節約できないかどうか、ランチにはお弁当を作るなどして節約を心がけましょう。

また、将来を見通すのには、キャッシュフロー表を作ってみるのが有効です。

まずは現状の生活費でキャッシュフロー表を作ってみます。今の生活スタイルを変えないならば、長女が大学へ行っても、長男が大学に行っても、貯蓄を取り崩しつつ、生活していくことは可能です。

前提として、保育費は3歳以降半分になり、ご夫婦ともに65歳まで働くけれど、60歳からは収入が下がることとし、お子さんたちは高校まで公立、大学は4年生文系に進学することとしています。