カラーコンユーザーの実態を調査、中高生の6割が「眼科受診せず」

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使い捨てコンタクトレンズを提供するジョンソン・エンド・ジョンソン ビジョンケアカンパニーはこのほど、「カラーコンタクトレンズユーザーの実態・緊急調査」の結果を公表した。

同調査は、昨今カラーコンタクトレンズユーザーの眼障害が問題になっていることを受け、行われたもの。4月19日から21日にかけて、サークルレンズを含むカラーコンタクトレンズを使用している、全国の12歳から39歳までの女性500名を対象に、インターネット調査で実施した。

「カラーコンタクトレンズを購入するときに眼科を受診するか?」と聞いたところ、「受診することはない」と答えたユーザーは3割以上(33.0%)。若年層ほど多く、18〜24歳では約4割(41.0%)、中高生では6割近く(57.0%)に及び、眼科医の処方なしに購入することが一般化しつつある実態が明らかとなった。

「カラーコンタクトレンズを購入する主な場所」を聞いたところ、半数近く(48.6%)のユーザーが「インターネット通販」と回答。また、若年層ほど「大型ディスカウントショップ」の利用が多く、中高生では実に4人に1人(25.0%)が、主に利用していることが分かった。多くの若年層が、医師の処方なしに、ファッションアイテムと同様の感覚で購入していることが伺える結果となった。

「カラーコンタクトレンズを購入する際に気にしていること」を聞いたところ、トップに「色/デザイン」(87.2%)、次いで「値段の安さ」(72.4%)、「着色部(外径)の大きさ」(63.2%)があがった。一方で、「レンズの安全性」を気にしているユーザーは6割弱(58.2%)にとどまり、安全性に対する意識が十分とは言えない現状がわかった。

カラーコンタクトレンズの使用中に、痛みや違和感、充血などの異常を感じたことがあるユーザー291人に、「異常を感じたときの対応」を聞いたところ、7割近く(66.3%)から、「そのまま使用し続けることがある」との声が聞かれた。多くのユーザーが”かわいらしさ”を重視するあまり、気になる症状があっても無理をして使い続けていることが伺える結果となった。

カラーコンタクトレンズによる眼障害に詳しいイワサキ眼科病院の岩崎直樹院長は、「眼科医の立場からは、流行の影に深刻な眼障害が見受けられる。使いたい人は、まずは眼科医の処方を受けてほしい。後悔しないために、眼科医の処方のもと、確かな品質のレンズを選択することが必須だと言える」とコメントしている。