[其ノ二 FX プロディーラーの視点!]この7つの掟を守れば負けない
日本人が大好きな円安トレンドが復活し、大儲けしているFX長者も多いはず。急増中のFX初心者に向けて「負けないで勝ち続けるための極意」をプロが7つのステップで伝授!


FXで勝つ極意はあらかじめ?出口〞を決めて取引すること

力強い円安トレンドが続いていることもあり、今年に入ってFX初体験者の新規口座開設が急増しています。

また、今年の9月で設立10周年を迎えるわがFXプライムでは、お客さまの評価損益がプラスに転じるなど、投資環境が大きく好転しているのです。

通常、個人投資家は利益より損失を引きずってしまう傾向が強いため、大半のFX会社の顧客評価損益はマイナスなのが一般的。それがプラスに転じたのは業界でも非常に珍しいことです。

そこで今回は、FX初心者の方に向けて、プロとして長年相場と格闘してきた私なりのFXの鉄則7カ条を披露しましょう。

FXトレードで一番重要なのは、為替レートの動きに対して自分なりのシナリオを立てて、ポジションを持つことです。その際、ただ漫然と取引するのではなく、ここまで行ったら利益確定/損切りという?出口〞をあらかじめ決めて絶対に守ることも非常に大切です。

鉄則?シナリオを立ててからポジションをつくる
鉄則?利食いと損切りのポイントをあらかじめ決めておき、必ず守る

新規に取引した瞬間に利食いや損切りのポイントを決めるには、チャート分析が必要不可欠です。

ただし、プロのディーラーの多くは、指値でポジションをつくることがあまりありません。「ここまで下がったら買い」という指値注文を入れるときは、そこまで為替レートが下がると予想しているということ。だったら、買いではなく売りで勝負すべき、と考えるのがプロの発想です。

そんなプロが取引の出口探しに使うのがチャートです。「ここまで行けば予想的中↓利食い」「ここまで予想と反対に振れたら失敗↓損切り」というシナリオを、実際の取引を行なう前にあらかじめ構築しておくことが非常に重要なのです。

とはいえ、過去の取引ばかりにとらわれるのもよくありません。相場を動かす人の欲望は誰にも見えませんし、過去がそのまま再現されたことは一度もありません。

あくまで「主人公は為替相場であって、自分ではない」という謙虚な気持ちを持つことが大切です。

もし間違えたポジションを抱えてしまうことになったときは、容赦なく自己否定して損切りする意志や勇気を持ちましょう。

鉄則?過去に習いつつ、過去にとらわれすぎない
鉄則?自己否定を恐れない
鉄則?ルールを守る意志、謙虚なルール作りが必要

という結論になります。



主役の相場に逆らわず順張りトレンドフォローを心がける

また、「休むも相場」というように、勝っても負けても、熱くなりすぎてトレードに埋没してしまうことは避けるようにしましょう。

しかし、相場をまったく見ないまま勝つのは不可能です。今はチャンスではないと判断してトレードを休んでいる間も、絶えずマーケットに注目し、観察や勉強を続けていないとせっかくのチャンスを逃してしまいます。その上で、「なぜ自分は儲かったのか、損したのか」を反省し分析することが、その後の勝ちにつながっていくのです。

鉄則?休むも相場。だが休んでいても相場から離れない
鉄則?成績がよくても悪くても、相場にのめり込まない

為替相場に命を取られることはありません。ほぼ24時間、利益確定や損切りができるFXでは、ルールさえ守っていれば大きく負けることもありません。

逆張りして相場を敵に回さすことなく、相場に対して順張りで臨む「トレンドフォロー」の取引を心がけることで、少なくとも?負けないFX〞が可能になるはずです。



【今月のカリスマ軍師】
上田眞理人(MARITO UEDA)
FXプライム 取締役

東京銀行、モルガン銀行、ドレスナー銀行などで為替ディーラーや外国為替部長を歴任後、現職。



この記事は「WEBネットマネー2013年6月号」に掲載されたものです。