向後の7日株:NASDAQ上場+好業績を織り込むフェーズへ!出遅れeディスカバリ株(215X)
7日以内に株価が沸騰しそうな株を毎日1銘柄ズバリ! 業績サプライズ系、株価出遅れ系、さらに思惑系も…さあ、チェック!!

UBIC (2158)が今日の注目銘柄!

2月18日につけた年初来安値3720円に対し、21日終値は4385円と、株価の出遅れが顕著なため、同社に注目します。

同社は、「企業戦略支援」・「情報資産管理支援」・「国際訴訟支援」・「危機対応支援」を高度な技術を用いて提供することにより、日々複雑な案件の対応を瞬時に迫られるグローバル企業を多角的に支えています。

主要事業であるeディスカバリ(証拠開示)事業では、eディスカバリサービス及びeディスカバリソリューションの2つのサービスを提供しています。

eディスカバリ事業の市場環境は、特許、知財、製品安全、価格カルテル、連邦海外腐敗行為防止法などの分野で、日本、韓国、台湾のグローバル企業が米国を係争地とする訴訟に巻き込まれるケースの急増とともに、ディスカバリ(証拠開示)の対象となる電子データの量も大幅に拡大してきています。また、それに伴いeディスカバリ市場規模は年平均15%で増加し、2017年以降では1兆円近くに達すると予想されています。

ところで、同社は、5月16日に同社普通株式を原株とする米国預託証券を米国NASDAQ市場に「UBIC」のティッカーシンボルのもと上場しました。

同社の市場における優位性は、アジア言語対応技術及びアジアにおけるローカルサポート能力であり、顧客の多くは日本、韓国、台湾をはじめとするアジア企業です。しかし、アジア企業のディスカバリにおけるディスカバリ支援業者選定は、米国の弁護士の強い影響下にあるそうです。

つまり、同社は、今回のNASDAQ上場により、米国内における信用力及びブランド力向上を大きく前進させています。

5月15日に発表した14年3月期通期連結業績は、売上高は55〜60億円(前期比、17.5%〜28.2%増)、営業利益は10.5〜12.4億円(同、14.1%〜34.7%増)、経常利益は9.7〜11.3億円(同、11.2〜29.5%増)、当期純利益は5.7〜6.7億円(同、13.9%〜33.9%増)と、2桁増収・増益の見込みです。

日足チャートをみると、足元は、25日移動平均線(21日現在、4680円)に頭を押さえられる格好となっています。
21日終値4385円は、年初来安値3720円からみると、いまだ17.9%の上昇に過ぎず、株価の出遅れが顕著です。今後の株価は、良好な業績モメンタムを織り込むフェーズへ移行し、出遅れ修正の買いが入るとみています。

向後はるみ(HARUMI KOUGO)
黒岩アセットマネジメント

金融・経済を日々研究し、タイムリーな銘柄情報に定評がある。投信、先物、FXなど金融商品の仕組みにも詳しい。テクニカルアナリスト、ファイナンシャルプランナー。