ゴルフ界待望の若手スター、石川遼(21)と松山英樹(21)。魅せる石川と堅実な松山。しかし二人のゴルフスタイルにはそれ以上の決定的な差異がある。「体格」だ。

○松山/181cm 75kg
○石川/175cm 68kg

 プロゴルファーの沼沢聖一氏が語る。

「ゴルフの世界では、180cm以上ないと飛距離が伸びず、世界に通用しないといわれています。ただし185cm以上あると、手の位置が高すぎてスイングのコントロール性に問題が出てしまう。

 つまり世界を目指す者にとって、松山は理想の体型なんです。175cmの石川の場合、常に100%の力でスイングしなければならず、腕力に頼らざるをえない。つまり手打ちになります。それを防ぐには体を回してクラブをコントロールしなければならないが、石川は体の線も細い」

 辛口ゴルフ評論家として知られる菅野徳雄氏もいう。

「松山は日本アマに出場経験を持つ父親の教えを受け、4歳の頃から素振りを続けてきた。基本がしっかりしている分、今後も成長を続けるでしょう。それに対して石川は、素人同然の父親の下でひたすらドライバーのスイングを磨いてきた。国内では通用するが、様々なショットが求められる世界では通用しない」

 専門家の多くは、現時点の完成度こそ石川の方が高いと評価するが将来性では松山を推す。

※週刊ポスト2013年5月31日号