約3年半ぶりに来日したパク・チャヌク監督

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カンヌ映画祭で審査員特別グランプリ受賞の経歴をもつ韓国映画界の鬼才パク・チャヌク監督が5月21日、都内で行われた「イノセント・ガーデン」の女性限定プレミア上映会に出席した。来日は約3年半ぶり。本作はミア・ワシコウスカ、ニコール・キッドマンらが出演する、パク監督のハリウッドデビュー作で「以前、私が撮った作品に比べると残酷なシーンは少ないので(笑)、女性にも怖がらず見てもらえれば。ディテールが大切な作品ですし、ぜひ隅々まで味わってください」とアピールしていた。

主人公は、18歳の誕生日に最愛の父を事故で亡くしたインディア(ワシコウスカ)。長年消息が途絶えていた叔父チャーリーと、彼の出現と時を同じくして続発する行方不明事件に心震わせる姿を「思春期の少女が好むような、優雅で高尚な世界観」(パク監督)で描いた。脚本を「プリズン・ブレイク」の主演俳優であるウェントワース・ミラーが執筆しており、「いい意味で余白の多いシナリオで、監督の気持ちを詰め込む空間がたくさん残されていた」と本作をハリウッドデビュー作に選んだ理由を説明していた。

主演のワシコウスカ、ヒロインの母親を演じるキッドマンはともにオーストラリア出身で「そのせいか、ハリウッドセレブに抱きがちなイメージとはかけ離れた、とても気さくな性格だった。ミアは作品選びにセンスがあるし、ニコールはどの俳優よりもプロ意識が強い。その分、ふだんはご主人と子どものことばかり考えている、一般的な女性だった」と明かしていた。

プレミア上映会にはタレントのIMALUが駆けつけ、“清純と情熱”を意味するカラーの花束をプレゼント。パク監督は「妻が結婚式で持っていたブーケもカラーだった」と偶然の一致に笑みを浮かべ、お返しに人気ブランド「ルブタン」の高級靴をIMALUに手渡した。劇中にはヒロインが叔父から靴をプレゼントされるシーンがあり、IMALUは「映画の主人公になった気分」とご機嫌だった。

「イノセント・ガーデン」は、5月31日からTOHOシネマズ シャンテ、シネマカリテほか全国で公開。

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