ストレスに効く!? 食品の取り方

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この季節、心配なのが5月病。5月病とは、新しい生活に慣れることができないことから感じる、精神的な症状のことです。5月病はGW明けに起こることが多いため、新生活を迎えた方はストレス対処法も身につけておきましょう。

■ストレスは外部からの刺激が原因で起こる

嫌いな人が近寄ってきたときに心拍数や呼吸数があがる、責任の重い仕事をまかされて夜に眠れなくなる、受験勉強が大変でイライラしやすくなるなど、外部の刺激を受けて、体に何か違和感や変化が起こることをストレス反応と言います。

ストレス反応は自律神経系で起こるものと、内分泌系のホルモンが原因で起こるものとがあります。また慢性的なストレスでは、うつ病へ発展してしまうこともあるため注意が必要です。

■砂糖はストレス緩和効果あり、でも…

ストレス緩和に効果が高いと言われるのが砂糖です。疲れたり、気分が落ち込んだりしたときに甘いものを食べたくなるのは、ストレス緩和や幸福感に関係がある「脳の神経伝達物質」を砂糖が増やし、体に吸収しやすくしてくれる効果があるからです。

一方で、ダイエット中の人は、甘いものを食べてストレスがたまる人もいます。砂糖でストレスを和らげたいときは、「太る」ことをイメージしやすいお菓子を避け、なるべくストレスを感じにくい和菓子などで砂糖をとると、よいストレス緩和効果だけを取り入れることができます。

■牛乳には不安を和らげる効果と、眠りやすくなる効果が

牛乳にふくまれているタンパク質には不安を和らげる効果があります。ある研究報告では、その効果が医薬品に匹敵するレベルだったとか。また、あたためたホットミルク(200mlほど)が睡眠の質をよくするという研究報告もあります。

不安や心配ごとがあって、夜よく眠れないという人は、200ml程度のあたたかいホットミルクを飲んでから眠るのがおススメです。

■酸味や苦みが楽しめる食品を選ぶ

酸味を感じられる食べものには、酢酸やクエン酸などのすっぱい成分が入っているものも多くあります。このすっぱい成分には、疲労の原因となる体内にたまった乳酸を取り除く作用があり、疲れた体に効果的なのです。暑い夏に酸っぱいモノを食べると食欲がわき、元気が出てくるのは、酸っぱいモノが食べものの消化・吸収を促し、栄養補給しやすくしてくれて、なおかつ疲労物質を分解してくれるからなのです。

また苦みが楽しめる食品には、ポリフェノールが多く含まれていることがあります。ポリフェノールは植物の色素や苦みの成分。ストレスを感じると苦みのあるものがおいしく感じられるのは、このポリフェノール効果を無意識に体が欲しているのかもしれません。また実際にストレスがなくなった状態では、苦みをそれほどおいしいと感じなくなる仕組みがあるようです。

ポリフェノールが含まれているものには、お茶、ワイン、ビール、チョコレート、ココアなどがあります。ふだんストレスを感じたときに口にしているものは、無意識とはいえ、ストレス緩和効果が高いものと言えるようです。