株式市場には出遅れて割安に放置された“お買い得銘柄”がまだたくさん埋もれている。長期保有で高リターン、好成績が狙える低リスク銘柄を紹介!


株プロ81 深野康彦
ファイナンシャルリサーチ代表、ファイナンシャル・プランナー ●金融資産運用設計を得意とする業界歴25年目の独立系FP。
豊富な材料
東北新幹線の高速化、秋田新幹線の新車両投入などによるレジャー需要の伸びに支えられ、運輸部門は好調を維持。非運輸部門の駅ナカも、新店拡張やルミネ有楽町店の通期寄与で堅調だ。各部門全体の増益基調は続くと予想される。増収増益、増配が2014年3月期も期待できる。また、不動産を多く保有していることも強みだ。



株プロ82 山田章子
生活経済ジャーナリスト ●FXから不動産投資までをカバーする実践派。株式は生活の中での銘柄発掘を得意とする。
好環境持続
建築・土木の産廃処理を主業とする。昨今は震災廃棄物処理が想定外に進んだ。M&A効果もあり、汚染土壌処理、リサイクル、発電事業にも積極参入。老朽化したインフラ整備、消費税増税を控えた不動産の流動化、東北復興など、同社をめぐる環境は良好だ。前2013年3月期の記念配に続き、今3月期も増配の余地を残す。



株プロ83 藤川太
家計の見直しセンター ●個人向け相談サービスを展開。著書に『1億円貯める人のお金の習慣』(PHP研究所)など。
スカイアクティブ
国内第5位の自動車メーカー。同業他社に比べ海外生産が遅れ気味。円高には弱いが、円安になると一気に息を吹き返す。前201
3年3月期の営業利益は為替の円安効果を織り込み上方修正に。来期も同様の効果期待がもてる。アイドリングストップやスカイアクティブ技術など、シンプルだが有用なエコカー技術も光る。



株プロ84 中桐啓貴
FP法人ガイア代表取締役 ●山一證券、メリルリンチ日本証券を経て、留学。MBA(経営学修士)を取得。現在に至る。
選択と集中
国内最大の産業エレクトロニクス企業。インフラ関連大型株の代表格。電力関連、社会インフラ関連は堅調。選択と集中により、事
業フォーカスが明確に。中国の景気減速はリスクだが、円安、世界経済の回復、外国人投資家の買いなどが期待できる。中期のバイ・アンド・ホールドを。今2014年3月期の営業利益は過去最高に。



株プロ85 北原奈緒美
ファイナンシャル・プランナー、テクニカルアナリスト(CFTe) ●トレンド分析を使ったテクニカル分析の解説が好評。
配当狙い目
累計契約者数で約5割近いシェアを握る携帯会社最大手。14万円台の投資金額で6000円の配当金(配当利回り4%台)がもらえ
る。ドコモは2009年からほぼ毎年増配を続け、配当金狙いの投資家にも人気の銘柄だ。株価は昨年11月から緩やかに上昇を続け下値も堅い。急騰は望めないが、急落もしにくい特徴がある。



株プロ86 野尻美江子
ファイナンシャルリサーチ ●各種メディアを通じて、お金まわりの情報を発信。ラジオ日経「マーケット・トレンド」に出演中。
永続性強し
医療用漢方薬の最大手。近年、開業医でも漢方薬処方がみられる。病気を取り除く西洋医学と異なり、心身を整え改善に導く全人的医療の漢方は永続性が高い。物価上昇で懸念される購買力低下にも薬という優位性がある。直近上場来高値近をみたが、安定需要と景気抵抗力があり、漢方の国際化など拡大余地が期待できる。



株プロ87 北村庄吾
ブレインコンサルティングオフィス代表 ●社会保険労務士で、「ミスター年金博士」といわれる。受験指導も精力的にこなす。
上昇気流
全日本空輸は4月1日より持ち株会社、ANAホールディングス傘下の中核事業会社に。国内線旅客のシェアは業界トップ。昨年の公募増資発表時に、株価は下落、さらに「ボーイング787問題」もあり、株価は他銘柄と比較しても上がりきっていない。だが、業績は絶好調で今2014年3月期も増収増益が期待できる。