ルネサスエレクトロニクス(6723)の日足チャート(6カ月)。緑が5日、赤が25日、青が75日の移動平均線(出所:株マップ)

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 安倍晋三首相は17日、都内で講演し、成長戦略のうち企業と農業の競争力強化策を発表しました。

 3年間を企業に設備投資を促す集中期間として政策を総動員し、設備投資額を現在より1割増の年間70兆円規模に引き上げる目標を掲げ、農産品の生産や輸出を拡大し、農家の所得を10年で倍増する考えも表明しました。一方、企業の成長戦略は、国内の設備投資を呼び戻す手立てが柱で、具体策として、リースを活用する設備投資の普及を目指すということです。

 このため、17日の株式市場では、農業関連やリース会社の株が賑わいました。

政府が応援する「自動走行関連株」に注目

 なお、私が注目したいのは、農業関連やリース会社以外では、自動走行関連企業です。

 政府は、新たなイノベーションに果敢に挑戦する企業を応援するそうです。その突破口は規制改革で、日本でも公道での自動走行の実証実験を進めるということです。世界で初めての製品の実験をやりたいが規制が邪魔をしてできない、そういう企業には代替措置を講ずるとの条件で、規制の特例を認める制度を新たに創設するそうです。

 なお、2008年1月09日に米ゼネラル・モーターズ(GM)が発表したところによると、「2018年には運転手不要で自動運転が可能で、なおかつ目的地に到達すると自動的に駐車することが可能な自動車を販売する予定」だそうです。2015年にはテスト走行も行う予定であるとのこと。また、2012年9月25日には「2040年までに車の75%は自動運転カーになり道路交通システムは変化すると専門家集団が予測」と一部で伝えられています。

 ちなみに、5月13〜17日の東京株式市場では、日経500種平均株価の採用銘柄で、上昇率首位はルネサスエレクトロニクス(6723)でした。政府が自動車の自動走行の開発支援に動くとの報道を受けて、車載用半導体を手掛ける同社の業績に寄与するのではとの思惑から買われ、約1年1カ月ぶりに500円台に乗せました。

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