【就職】現役人事が語る! 「げっ、ブラック企業だ。撤退だ!!」…と面接で見抜くポイント

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こんばんは。3社受ければ、2社はブラック企業といわれる時代になってしまいました。アベノミクスの風は転職市場には吹かなかったようです。

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ブラックの定義は人それぞれですが、要するに就業満足度がかなり低い企業の事をブラック企業といって間違いはないでしょう。入ったら人生が終わる危険性のあるブラック企業、面接で感づくポイントをまとめてみました。

■1.受付の電話対応があの世からのお誘いのようだ。

面接に来た○○と申しますが、と伝えると、「しょうしょう、おまちくだ。さい」と、あの世から聞こえてくるような対応をされたら、危険を察知しましょう。受付の第一印象が暗いのに、会社の雰囲気が明るかった会社をすくなくとも私は見たことがありません。会社の顔ともいえる受付対応を軽視している会社はブラック度が高いと思われます。また逆にハイテンションな対応する会社も要注意。居酒屋に来たわけではないのですから、社員が過重労働でナチュラルハイになっている可能性があります。

■2.廊下ですれ違う社員にすべて無視される。

まともな会社であれば、廊下ですれ違う人(お客様)に「いらっしゃいませ」と挨拶する。少なくとも会釈くらいはするのが普通です。しかしブラック企業の社員はすでに視野が定まりません。社員が無言のまま通り過ぎたら要注意。また社員の素振りにも注意しましょう。「ああ、うちの会社の面接きちゃったよ。かわいそうに」という雰囲気を感じ取れたらアウト、ブラック度が高いと思った方がよいでしょう。

■3.オフィス(職場)がまるでスラム街的様相だ。

面接室まで、もしオープンオフィスだったら、非常に短い時間ですが、よくオフィスの状況を見ておきましょう。机に突っ伏している社員などがいないかチェック。

またホワイトボードや壁に、時代錯誤のグラフ化した売上目標や、宗教っぽい、右翼っぽい標語が掲げられていないかもチェック。またオフィスが全体的に汚れている状態だったら、もうブラック確定です。ほんの数秒しか見えるチャンスはないとおもうので、ここはガン見してください。

■4.面接官が行方不明だ。

面接室に通され、面接官が来るまでは、緊張の時間です。本来であれば、面接室を一通り眺めて、テーブルやホワイトボードがあれば、きれいに拭かれているか、内線電話があればホコリがかぶっていないかチェックするところですが、いくら待っても面接官がこない。面接という人生を決める場の時間を軽視するのは言語道断。未来などないブラック企業です。無断でよいので、退出して帰りましょう。でもホワイトボードに怒りのメッセージを書かないこと。個人情報を握られていることを忘れずに。

■5.面接官からの回答や説明がルー大柴だ。

親切な企業は会社説明をしてくれます。

「いまマーケットはアゲインストだけど、うちのカンパニーは、ソーシャルなクラウドで社員同士のアライアンスをとっているんですよ。それで、業界内にポジションマークして、成り立っているんです」と説明が、まったく意味がわからないルー大柴状態で、個人の造語もはいると、さらに意味不明。人事がルー大柴では、自ずと入社後の情報混乱が予想されます。

平易にだれでもわかる会社説明ができない人事がいる会社は危険な会社と思って間違いないでしょう。もちろんルー大柴さんはいいひとだとおもいます。

■6.面接官の人数がやたら多くて、ある意味圧迫だ。

中途の面接は普通1対1、多くても3対1がいいところでしょう。しかしブラック企業に異様に面接官が多く、10対1を経験した人もいるそうです。これがなぜいけないのか、小さな企業だから社員全員でみてみようというなら、まだわかりますが、一定規模の会社であれば、人事系の意志決定機能が崩壊している証拠だからです。つまり誰も決められない。じゃあみんなでみよう。合否は多数決で決めるというふざけた企業もあります。

■7.面接官に死相が出ている。

以前にも面接官が過労死寸前だ、と書いたことがありますが、人事は会社の顔です。その人事の顔に死相が出ている状態で、面接をまかせている会社に果たして未来はあるのでしょうか。

私も面接を受けるときに面接官が生き生きとしているかという点は、チェックします。特に大量採用、大量離職の会社は、なんとか社員数を確保しなければならないので、一日中面接活動していることも。これではお話になりません。

■8.面接官が質問状を持って質問してくる。

普通の人事は、応募者の素性や経歴に沿って、面接の質問をうまく応募者の特性にあわせます。つまり「聞きたいポイント」が明確に頭の中にイメージできているということです。このようなコミュニケーション力の高い人事がいる会社は比較的安心でしょう。しかし中には、形通りの質問しかしてこない。答えたら、はい次の質問です。とまるで、質疑応答になってしまっている面接をしてくる会社は要注意です。

■9.夜遅くても土日でも面接を設定してくる。

ある意味、現職では面接がオフタイムに設定されていることは、ありがたい側面ではありますが、そのときはオフィス内に人事以外に何人の人がいるかを「ガン見」してください。普通と変わらないような人数なら、深夜勤務当たり前、土日出勤当たり前の企業です。ここは隠せないところなので、だれでもわかる要チェックポイントです。

■10.いきなり社長面接だ。

小企業で、人事がいない企業ならともかく、いきなり社長面接が一次面接の場合、社長と人事との信頼関係が成り立っていない証拠です。

つまり「人事が見ても俺の会社に合うかなんてわかるか」という姿勢の社長は、とにかく応募者全員に会いたがります。なぜか、応募者が多い=うちの会社も人気企業だと、社長と会社の顔の人事の関係が崩壊しているブラック企業なのに、とんでもない勘違いをしているからです。

また社長面接の後に、現場面接などがある場合も要注意。社長が御輿に乗っているだけの可能性も否定できません。


と、要点をあげましたが、ほかにもいろいろポイントはあります。緊張していてなかなかはっきりと社内を観察することは難しいですが、探偵の気持ち、そして応募者と企業は対等なんだと確信して面接に臨むと、会社の内情が面接だけでもわかるようになりますね。

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