入ればプレーオフになるパットが外れ悔しがる(撮影:岩本芳弘)

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<日本プロゴルフ選手権 日清カップヌードル杯 19日◇最終日◇総武CC総武C(7,327ヤード・パー71)>
 ホールアウトしてすぐにテレビのインタビューに応じた松山英樹が悔しそうに見据える先には、今まさに優勝者として金亨成(キム・ヒョンソン)が紹介されている18番グリーンがあった。4打差のリードを持って最終日をスタートしながら、前半の4連続ボギーなどでスコアを落としまさかのV逸。決めればプレーオフに進む最終18番のパーパットが右に外れると、最後まで苦しんだ怪物が天を仰いだ。
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 ここまで3日間スコアを作ってきたパッティングに落とし穴があった。「自信を持っていた分、簡単に打ちすぎた」。1番で約80センチを外しボギーとすると、「そこからパッティングに不安を覚えて、ショットでつけなきゃという意識が出てしまった。そうすると曲がりはじめて、ボギーが止まらなくなってしまった」。4番から悪夢の4連続ボギー。それでも後半持ち直し、15番では15メートルの下りフックラインをねじ込むなど見せ場は作ったが、この日“65”を叩き出した金に1打及ばずプロ4戦目でのメジャー制覇はならなかった。
 前日は「緊張するかも」と話していたが、初の単独トップからスタートする緊張も不安もなくいつも通りにスタートした。だが、そこで痛恨の3パット。「パッティング自体もそうだし、ラインをどう読んでいいかわからなくなってしまった。すべては1番ホールです…」。勝負どころの17番パー5では2メートルを決めきれずパー。18番でも2メートルのパーパットを迷いに迷ってキャディと“真っ直ぐ打とう”と決めたはずが、「不安があって、少し右を向いたら、右に外れてしまった」。最後までパッティングの違和感を拭い去ることができなかった。
 だれもがプレッシャーを感じるメジャーの最終日最終組。すでに2勝を挙げているとはいえ、ルーキーならなおさらだ。だが、松山はこの日の失速の原因をあくまで自分の中のものとした。メジャーの難しさを感じたか?という質問にも「何が難しいかわからない。今日は自分がしっかりやっていれば、こういう結果にはならなかった」と厳しい表情でバッサリ。敗れはしたものの、プレッシャーとは無縁で規格外の結果を残してきている怪物らしさを最後に少しだけのぞかせた。
 悔しい結果となった最終日。だが、敗戦で得た課題は少なくない。「今日みたいにパッティングが良くない時にパーをセーブできるアプローチがないと苦しくなると思った。やっぱり、もっとショートゲームを磨いていかなければいけない」。メジャー初戦の経験を糧に怪物はさらに進化を続けていく。
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