カンヌでフォトコールに応える福山雅治、尾野真千子、是枝裕和監督ら

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是枝裕和監督、福山雅治主演作「そして父になる」が5月18日夜(日本時間19日朝)、第66回カンヌ映画祭コンペティション部門で公式上映された。上映後、会場の観客は総立ちで、約10分間にわたるスタンディングオベーションをおくった。是枝監督や福山らは感極まり、涙を流すひと幕も見られた。

公式上映に臨んだのは、ふたりに加え尾野真千子、真木よう子、リリー・フランキー、子役の二宮慶多くん、黄升げんくんの6人。福山は、興奮冷めやらぬ上映後に取材に応じ「大変感動し、泣いてしまいました。自分というよりは『是枝さんおめでとう!』という気持ちがこみあげてきてしまい、男泣きでした」と語った。さらに、「ふだんは芝居以外であまり泣かないけれど、今回は監督に降り注ぐあのスタンディングオベーションにうれしくて泣いてしまった。(劇中で父親役を演じた)亡くなられた夏八木勲さんも見ていてくれたのかなと思うような届き方だった」と感慨に浸った。

福山演じる主人公の妻に扮した尾野も、「こんな感動は初めてでした。すごいスタンディングオベーションを見て、日本の文化や気持ちなどが海外の方にも伝わるんだと知って、さらに感動しました」とニッコリ。コンペ部門で審査員を務める河瀬直美監督は、尾野にとって“師匠”といって過言ではない存在だが「今回の作品について何もやりとりしていないけれど、ぜひ成長したというところを見てほしいです」とメッセージをおくった。

9年ぶりにカンヌへ戻ってきた是枝監督は、「こんなに温かい拍手に包まれて、本当にうれしかった。さらに、それをみんなで共有できたことが素晴らしいことだと思う。映画の現場と同じ雰囲気で、キャストやスタッフとここに参加できて、すごく心地良かった」と人柄をにじませるコメントを残した。

主要賞は、26日夜に行われる授賞式で発表される。

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