飛輪海のAARON(アーロン)インタビュー「音楽ドラマの次は意外な役」

「華流」(台湾・中国・香港)のタレント&アーティストが、日本でも人気上昇中です。なかでも台湾の飛輪海(フェイルンハイ)といえば、華流のトップユニットとしてアジア各地で超有名。グループとしてはもちろん、個々のメンバーが歌にドラマに活躍中です。

 その飛輪海のAARON(アーロン/炎亞綸)が、5月上旬に来日。新作ドラマと、ソロ初のフルアルバムについて、語ってくれました。不慣れな日本語を挟みながらケナゲに話すAARONのインタビューをお届けしましょう。

◆バイオリンを3か月特訓

――飛輪海は、メンバーがそれぞれ春・夏・秋・冬のイメージだそうですね。AARONさんはクールな“冬”ですよね。

「そうです、“冬の王子様”です(笑)。でも、普段はいつもクールなわけじゃないですよ。ホットなときもあります。だから本当は“四季の王子様”です(笑)」

――ドラマ『アリスへの奇跡』(DVD-BOX発売、5月15日〜)で演じたバイオリニストも、かなりクールな役柄でしたね。オーケストラのコンサートマスター役でしたが、バイオリンは練習したんですか?

「はい。まず台北のオーケストラの第一奏者に1か月レッスンしてもらって、さらに2か月練習して撮影に臨みました。バイオリンは首に挟むので、首が痛くて大変でしたけど、ちゃんと音が出せました」

――このドラマは、対照的な2人の男性バイオリニストと、2人の女性をめぐるラブストーリーですが、AARONさんが演じる「ハー・ティンユー」はなかなか複雑なキャラクターです。不眠症で、心に闇を抱えている……。

「そうですね。彼は身体は大人だけれど、心は大人になりきれずに、その矛盾の中でもがいています。特にお母さんからの束縛に苦しんできたのですが、愛する女性と出会うことによって、心の殻をやぶることができたんです。撮影には8か月かかりましたが、難しい役だし、すごく緊張しました」

――ドラマではいろいろなクラシック音楽が流れますが、AARONさん自身はピアノを弾かれるとか。

「はい。好きな作曲家はモーツァルトです。それから、『アリスへの奇跡』は、愛媛県松山市でもロケをしました。愛媛県はミカンの産地なので、ミカンのエキスが入った入浴剤をファンの方に頂きました(笑)」

◆ソロ初のフルアルバムと次作ドラマを語る

――3月に出たCD『The Moment -紀念日-』は、ソロとして初のフルアルバムだそうですね。特に好きな曲や、好きな歌詞フレーズはありますか?

「日本語で歌った『The Moment 紀念日』(通常盤のボーナストラック)が好きです。特に、最初の『ただいま どれくらい時間が過ぎただろうか……』という歌詞が好きですね。ふだん自然に使う『ただいま』という言葉を歌詞の一番あたまにもってきていて、感情のこもった歌詞だと思います。恋人と別れたあと、楽しかった日を思い出す、ちょっと切ない歌です。このアルバムが、みなさんにとって、人生の中で大切なものを感じられるものになることを願っています」

――最近、日本の若い男性は、恋愛とか結婚を「めんどくさい」と思う人が増えているんですよ。

「台湾も同じです。でも結婚はやっぱり幸せなことだと思います。親に『結婚しろ』と言われて、反抗して『結婚したくない』と言っている人もいるでしょう。でも結婚は周りの圧力で決めるものではなくて、2人が付き合って、自然にするものだと思います」

――実際の女性はめんどうだから、アニメとかの2次元の女の子でいいや、という人も増えているみたいです。

「ホントに? ああ、初音……初音ミクでしたっけ、台湾でもコンサートしていましたね。僕は、そういう世界はよく知らないですけれども」