<日本プロゴルフ選手権 日清カップヌードル杯 17日◇2日目◇総武CC総武C(7,327ヤード・パー71)>
 国内男子メジャー「日本プロゴルフ選手権日清カップヌードル杯」の2日目。初のメジャー制覇へ向けてトータル6アンダーと快調にスコアを伸ばしていた松山英樹だったが、ホールアウト後思わぬ落とし穴が待っていた。
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 問題の場面は15番パー4のセカンド地点。左林の木の根元からグリーンを狙ってイメージを出してクラブをボール後方に置いた際に、ボールがフェース側に半回転ほど動いた。松山はグリーン方向を見ていたため、ボールが動いたのに気づかずそのままプレー。この場面が、たまたまギャラリープラザに設置されているビジョンにアップで映し出されたため、見ていたギャラリーからボールが動いたのではないかという指摘が大会本部に複数寄せられた。
 これを受けて、PGAと松山がホールアウト後にテレビのスローVTRを改めてチェック。松山も「気がつかなかったけど、映像を見たら動いていた」とボールがクラブを置いたことによって動いているのを確認した。その場で気づいてボールを元の位置にリプレースすれば1罰打ですんだが、そのままプレーしたために15番に2罰打を付加(ゴルフ規則18-2を適用)されスコアカードを提出した。これにより、松山はトータル4アンダーの4位タイで決勝ラウンドに進むこととなった。
 トータル6アンダーで終えていれば首位と2打差の2位タイだったところが、ペナルティで首位との差は4打に広がった。松山は「自分の不注意で(ペナルティ)をとられたのは今となっては痛いですね。悔しいけどやってしまったことなのでしかたない」とペナルティについては淡々と語ったがその表情には悔しさがにじんだ。
 このペナルティは映像に映されていたからこそ発覚したもので、映っていなければ2罰打はなく進行していた可能性もある。それでも、多くの目にさらされながらプレーするのは“スターの宿命”。今年のマスターズの3日目にはタイガー・ウッズ(米国)のドロップ処置の誤りがテレビ視聴者からの指摘で明らかになり、失格騒動にまで発展したことは記憶に新しいが、それだけ多くの注目が松山に集まっている証だ。
 だが、その悔しさをバネにして上位を目指す実力があることは証明済み。この日も2バーディと伸び悩みながらも粘り強いゴルフでペナルティ以外ではノーボギー。「ティショットがよくなかったけど、上手くグリーン近くまで運べてノーボギーで回れた」。問題の15番でも約3メートルのパーパットを残したが、先に打った谷口徹、松村道央のラインを参考にしてナイスセーブ。耐える展開でもしっかり上位に喰らいついて見せた。
 「4打差におさめられているので、少しでも差を縮めて優勝争いをしたい」。耐える展開となった2日目をしのぎきった怪物ルーキー。迎えるムービングサタデーで反撃に転じる。
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