株価急騰で過熱感が出てきた東京市場。アベノミクス相場と円安転換で、業績の復活が鮮明に。プロ20人にV 字回復銘柄を挙げてもらった!


株プロ51 杉村富男
経済評論家 ●兜町随一の銘柄発掘力で数々のヒット銘柄を輩出。ラジオや講演会で大人気。大正大学教授も務める。
ソニー系優良企業
ソニー系の電子部品商社。2009年にユーエスシーと共信テクノソニックが統合して発足。業績はスマートフォンやデジカメ向けのCMOS(相補性金属酸化膜半導体)センサーに支えられ絶好調。1株当たり利益は前2013年3月期が293円(前々期は173円)、今期は330円と急増の見込みだ。円安で為替差損益も改善。



株プロ52 出島昇
オフィス出島代表取締役 ●九州大学大学院経済学研究科博士課程修了。バブル崩壊後「柴田法則」と出会い、投資法を確立。
円安好感
一段の円安が期待できる状況下で、直接的な為替メリット+価格競争力による間接的メリットは来期収益の大幅拡大につながる。チャート上でも2007年以降の上値抵抗線を抜け、一段高へ。2007年の高値4940円付近を目指す展開が期待できる。2011年のタイ洪水の影響も消え、北米やアジアを中心に好伸を持続中。



株プロ53 山本伸
マネーリサーチ代表、株式評論家 ●株式評論家歴28年。株式新聞に連載中の名物コラム「株式調査ファイル」が13年目に突入。
黒字転換
インクジェットプリンターで世界シェア3位。海外売上高比率64%と、円安メリットは絶大。世界的な景気低迷でプリンターの販売
は苦戦気味だが、利益率の高いインク消耗品が円安で大きく稼いでいる。液晶などのデバイス機器の不振をカバーし、今期は最終大幅黒字転換へ。営業利益ベースでは50%以上の大増益も視野に入る。



株プロ54 板垣哲史
日本トーマスモアコンサルティング社代表 ●元シティバンク東京支店のチーフディーラーの経験を生かして会社を設立。
復活の証券
アベノミクスで、株式市場は上昇機運で大活況。即効的に好影響を受けるのは手数料を得る大手証券会社だ。リーマン・ショック以
前の株価は1600〜1800円、昨年は230〜600円。2013年3月期決算で、株価がたちまち2倍にはなりそうだ。とりあえず、参議院選挙まではかなり勝算の高い銘柄といえるだろう。



株プロ55 河合達憲
カブドットコム証券 チーフストラテジスト ●上昇銘柄をズバリ当てる手腕は群を抜く。4月から大阪国際大学講師に登壇。
復活の証券
アベノミクスで、株式市場は上昇機運で大活況。即効的に好影響を受けるのは手数料を得る大手証券会社だ。リーマン・ショック以
前の株価は1600〜1800円、昨年は230〜600円。2013年3月期決算で、株価がたちまち2倍にはなりそうだ。とりあえず、参議院選挙まではかなり勝算の高い銘柄といえるだろう。



株プロ56 岡村友哉
経済コメンテーター ●情報ベンダーを経て、現在、経済専門チャンネル「日経CNBC」のコメンテーターなどを務める。
ナイキのロゴ
再生可能エネルギーの買い取り制度により、太陽光発電に参入する企業が続出。パワーコンディショナー需要もフィーバー状態だ。前2013年3月期は営業利益が5期ぶりに10億円台を回復、来期はさらに増大も。V字というより、ナイキのマークのような形で利益は劇的に改善。大証2部銘柄で材料消化不足に見える点でも狙いだ。



株プロ57 植草まさし
経済ジャーナリスト ●外資系金融機関を経て独立。政官財に多様な人脈を持つ。テクニカルアナリストでもある。
遅れて上昇
アルミ鋳造品の大手。『会社四季報』などでは慎重予想だが、自動車向けの急回復で、2014年3月期は業績上ブレと読む。自動車部品セクターの中では、遅れて株価が上がる性質がある点に注目している。5月と11月に行なわれる期末・中間決算発表で好業を確認し、株価チャートは段階的に水準を切り上げていくと思われる。