指が6本ある猫、「ヘミングウェイ・キャット」って知ってる?

写真拡大

アメリカの有名な小説家でもあるアーネスト・ヘミングウェイ。彼はちょっとかわった猫を数匹飼っており「ヘミングウェイ・キャット」と呼ばれていました。果たして他の猫と何が違うのか…、今回は気になる「ヘミングウェイ・キャット」のヒミツを御紹介しましょう。

■「ヘミングウェイ・キャット」の由来

ヘミングウェイは猫好きで、アメリカ合衆国フロリダ州のキーウェストに来る際、知り合いの船長から2匹の猫を譲り受けました。この猫たちは6本指(近親交配の結果などによる多指症が原因)あり、大変貴重で器用な手の持ち主であると感じたヘミングウェイは「幸福を呼ぶ猫」だと信じていたそうです。

このため、現代でも多指症の猫が生まれた場合は「幸福を呼ぶ猫」へ親しみの意味もこめて「ヘミングウェイ・キャット」と呼ぶことがあります。確率は多くないので、もし出会うことができたら幸運を運んでくれることでしょう。

■「ヘミングウェイ・キャット」のその後

現在ヘミングウェイ博物館でも直系子孫が50匹ほど飼われていて、6本指の遺伝子を受け継いでいます。猫たちは現在州によって管理されています。たくさんの食料を与えられ、のびのびと幸せな生活をおくっているとのこと。

また、ヘミングウェイが飼っていた猫はメインクーンだったという説が高くなっています。メインクーンの先祖は6本指であったといわれており、キーウェストにも6本指の猫が多いためです。

■別名は「ミトン・キャット」

「ヘミングウェイ・キャット」は「ミトン・キャット」と呼ばれることもあります。これは6本指があることで手がミトンのようなかたちに見えるためです。この手は帆船のロープ登りやネズミ捕りに大変適していました。

猫たちにとっては、その指が何よりも便利なものだったようです。