『モネ・ゲーム』
5月17日(金)よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国ロードショー
(c) 2012 GAMBIT PICTURES LIMITED

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ここ数日、東京では初夏の陽気を思わせるお天気に恵まれて、だんだんと夏に向けて気分も開放していきたい今日この頃、心をカラッとさせてくれる話題のラブコメディが本日から公開になる。

タイトルは「モネ・ゲーム」。んん? 最初は「マネー・ゲーム」かと思いきや、そうではない。日本でも人気の高い印象派の巨匠モネ(代表作「睡蓮」と言えばピンとくる!?)の贋作をめぐる詐欺の物語だ。主演には、キャメロン・ディアスと『英国王のスピーチ』でアカデミー賞を獲得した名優、コリン・ファース。そして、脚本に『ノーカントリー』でアカデミー賞作品賞、監督賞、脚色賞を受賞したジョエル&イーサンのコーエン兄弟という世界が注目する豪華な競演。ますはストーリーから。

ストーリー


カタブツの割にはどこか抜けていて詰めが甘い美術鑑定士のハリー(コリン・ファース)は、モネの名画“積みわら”の完璧な贋作を作り、見た目は紳士だが(色んな意味で→)どん欲な億万長者シャバンダー(アラン・リックマン)に売りつけようと考える。ただこの企みを成功させるためには、テキサスで暮らすカウガール、PJ(キャメロン・ディアス)の協力なしには進まない。そこで、ハリーはPJをロンドンに呼び寄せるが、好奇心いっぱいのPJの性格が災いし、事態はあらぬ方向へ、、、果たしてモネの名画は誰の手にわたるのか!?

アンバランスな2人×アラン・リックマン=脱ぎます!


本作では、コリン・ファースはカタブツのどこかお間抜けな美術鑑定士を演じているのだが(こういう役、コリンは本当に上手。「ブリジッド・ジョーンズの日記」を見直したくなる。)、彼が呼び寄せるテキサス・ガールPJとは全くキャラクターが正反対。キャメロン・ディアス演じるPJといえば、根っからのカウガールで太陽のように明るいハチャメチャ娘(キャメロンにとってはこの役も彼女らしい感じ)。そんな2人のちぐはぐなやり取りが見どころのひとつなのだが、億万長者シャバンダーが絡むことで作品は数倍面白くなる。この男、メディア王となった今でも何でも自分のモノにしなくては気が済まない。この文章だけ読むとイヤ〜なタイプなのだが、演じているのは「ハリーポッター」シリーズのセブルス・スネイプ役でも有名な英国紳士、アラン・リックマン。彼が演じるとたちまち魅力的&キュート、そして面白い。

この3人が共通するのが、誰もがあらぬシーンで“脱いでる”(笑)。それがどこかはスクリーンでのお楽しみ……。

高級ホテル、サヴォイで実際に撮影


本作のもうひとつの見どころは、ロンドンの最高級ホテル“サヴォイ”で実際に撮影が行われたということ。格調高いエントランスはもちろん、豪華なスイートルームや何故か掃除ルームまで(!?)覗くことが出来る。また、キャメロン・ディアスが着こなす、鮮やかなカウガールの衣装やコリン・ファースのトラッドな英国スーツを担当したのは、『眺めのいい部屋』でアカデミー賞に輝いたジェニー・ビーヴァン。ちなみにキャメロンは都会的でエレガントなナイトドレスを身にまとうシーンもあり、他、スタンリー・トゥイッチら脇を固める面々の衣装も個性的なのでぜひ楽しんで。

ぜひリラックスして楽しんで、初デートにもどうぞ!


本作は、ロナルド・ニーム監督の「泥棒貴族(1966)」(イギリス人の男2人がシャーリー・マクレーン演じる踊り子に設け話をもちかける)を、コーエン兄弟が大胆にアレンジ、マイケル・ホフマンがメガホンを取った。今回は、“ピーター・セラーズのような昔ながらのコメディ”を目指したとあって、オーソドックスな笑いが前面に押し出されているので、コーエン兄弟ファンの方は、もしかしたらあまり気合いを入れず(!?)何も考えずにご覧になった方が楽しめるかも。途中、イタダケナイ日本人も登場するのだが、そこはご愛嬌。。。という事で、コリン・ファースとキャメロン・ディアスという初共演作は、初デートにもオススメ。後で気まずくなる事もなく、「今度、本物のモネの絵を観に行かない?」なんて何かと次のデートのキッカケもくれそうな要素もいっぱい。ちょっと最近色々あったから息抜きしたいな、なんて方も美味しいドリンク片手にぜひ楽しんで。最後の最後に、そのドリンクを落としてしまいそうな衝撃のシーンが待っているかも……。
(mic)

『モネ・ゲーム』
5月17日(金)よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国ロードショー
公式サイト monetgame.gaga.ne.jp/