向後の7日株:好業績を織り込むフェーズへ!フィリピンでの医療機器生産に期待の電気機器株(698X)
7日以内に株価が沸騰しそうな株を毎日1銘柄ズバリ! 業績サプライズ系、株価出遅れ系、さらに思惑系も…さあ、チェック!!

北陸電気工業(6989)が今日の注目銘柄!

同社は、6月にフィリピンで医療機器の生産を始め、OEMで日系メーカーに完成品を供給します。
主力である薄型テレビ向けの電子部品の受注が低調なため、新たに医療機器の完成品生産で売り上げの拡大を目指そうです。
この新規事業の需要拡大に期待し、同社に注目します。

同社は、1943年の創業以来抵抗器をはじめとして、機構部品、回路基板、センサ、圧電部品、モジュール製品を開発、供給しています。

5月9日に発表した13年3月期通期連結業績は、電子部品においては、自動車機器および携帯情報端末向け製品が増加し、金型・機械設備においては、電子機器の海外生産シフトを背景に金型需要が停滞した結果、売上高は450.6億円(前期比、16.6%増)、営業利益は4.18億円(前期は2.08億円の赤字)、経常利益は6.01億円(前期は5.43億円の赤字)、当期純利益は4.7億円(前期は11.69億円の赤字)と、利益面で黒字転換をすることができました。

14年3月期通期連結業績は、売上高は460億円(前期比、2.1%増)、営業利益は10億円(同、139.2%増)、経常利益は9億円(同、49.8%増)、当期純利益は7億円(同、48.9%増)の見込みで、業績変化率の高さは非常に魅力的です。

今後は、携帯情報端末等成長分野及び新興国市場への拡販、グローバル部材調達、海外生産の拡大等を推進すること、及びMEMS技術を応用した新製品を投入することで、収益性の向上と財務体質の強化を図るとのことです。

日足チャートをみると、一目均衡表の転換線(16日現在、133円)を強力なサポートに堅調に推移しています。週足の一目均衡表はすでに3役好転を達成しており、昨年10月19日の週につけた安値80円を底とした中期上昇トレンドが発生しているとの認識です。
16日終値133円でのPBRは1.05倍と1倍そこそこであり、今後は好業績を株価に織り込みながら、上昇トレンドを強めるとみています。

向後はるみ(HARUMI KOUGO)
黒岩アセットマネジメント

金融・経済を日々研究し、タイムリーな銘柄情報に定評がある。投信、先物、FXなど金融商品の仕組みにも詳しい。テクニカルアナリスト、ファイナンシャルプランナー。