先輩たちに聞きました。 OB・OG訪問した? 何を聞いた?

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学生×シゴト総研

先輩たちに聞きました。 OB・OG訪問した? 何を聞いた?

■ OB・OG訪問しましたか?

 

就活を経験した先輩たちに、OB・OG訪問をしたかどうかを尋ねたところ、「はい」と答えた人が2割強にのぼり、昨年同時期の調査結果28.1%と比べて減少した。属性別に見ると、学部卒よりも大学院卒、理系卒よりも文系卒の方が、OB・OG訪問をした人の割合が高い傾向が見られた。

 

■ 何人、訪問しましたか?

 

 

訪問した人数の平均は3.8人と、昨年同時期の調査結果4.2人と比べて減少した。属性別では、男性よりも女性、理系卒よりも文系卒の方が、平均人数が多い結果となった。

 

 

■  どんな話をしましたか?(複数回答)

 

訪問時にOB・OGと話した内容では、「仕事内容・スケジュール」が8割強となり、次いで「社風・人間関係」も8割近くに上った。「仕事のやりがい」も全体の7割、「就活アドバイス」「仕事の大変なところ・失敗談」も半数を超えた。「その他」では、「模擬面接をしてもらった」という声が寄せられた。

 

 

 

5人のOB・OGに会ったが、そのほぼ全員が、仕事をする上での能力よりも、コミュニケーションがとれること、あいさつができることなど、学生の人間性を重視している印象を受けた。(文学部卒・女性)

 

OBに自己アピールをするように言われ、自信を持って話したところ、つまらないと言われて大ショック! しかし、「その話では、あまり印象に残らない。もっと具体的に話せ」とアドバイスをもらえたおかげで、それ以来、面接に通過するようになった。(大学院工学研究科卒・男性)

 

勤務体系や賞与など、こちらから聞く前に包み隠さず教えてくれたのには驚いた。(文学部卒・女性)

 

入社して数年後に、どんなふうに働いていることになるのか、その姿を見ることができてよかった。(大学院システムデザイン研究科・男性)

 

基本的なマナーを押さえていなくて大失敗。なんと、お店でOBに椅子を引いてもらってしまった!(大学院農学生命科学研究科卒・女性)

 

そのOGの会社のエントリーシートの添削をしてもらった。具体的なコツを教えてくれたのでとても参考になった。( 外国語学部卒・女性)

 

OBに、面接の際に面接担当者が求めていることについて助言してもらったことが、面接本番でかなり役に立った。そして見事、採用に!(大学院法学研究科卒・男性)

 

「土日も顧客のプライベートに付き合わなければならず、休みがない」など、業務の実態を教えてもらうことができた。(法学部卒・女性)

 

説明会では聞けない年次の人の話を聞くことができた。(医療保健学部卒・女性)

 

「会社に自分の出身大学の人が増えるとうれしいから」と、非常に親身になって話してもらえて感激!(理工学部卒・男性)

 

お酒を飲みながらだったので、実にざっくばらんにお話を聞くことができましたが、OGの方のグラスのお酒が減って注ぎ足したりすることができず、気遣いが足りなかっなあと反省中です。(農学部卒・女性)

 

就活は厳しかったが、訪問先のOB・OGの方はどなたもとても優しくて。皆さんからあたたかい言葉をかけてもらうたびに泣きそうになった。(社会学部卒・女性)

 

 

 

先輩たちのうち、OB・OG訪問をしたのは、全体の約2割。OB・OG訪問には、その会社で働いている人の本音を聞けるだけでなく、「社会人としてのマナーを教えてもらう」「その場でエントリーシートを添削してもらう」「就活のアドバイスをもらう」など、単なる「企業研究」では得られない収穫がいっぱい。たった2割しかこのチャンスを利用していないなんて、実にもったいないことなのよ!

 

企業研究や質問項目など、十分な準備をしたうえで、もっともっとOB・OG訪問を就活に生かしてほしいな! もちろん、社会人の話を聞くのは、大学1年生からだってOK! きっと今まで知らなかった社会の仕組みが見えてくるよ!

 

 

文/日笠由紀 イラスト/中根ゆたか