ラフからでも大きなミスがなかった深堀(撮影:岩本芳弘)

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<日本プロゴルフ選手権日清カップヌードル杯 16日◇初日◇総武CC総武C(7,327ヤード・パー71)>
 国内男子メジャー初戦「日本プロゴルフ選手権日清カップヌードル杯」の初日。深堀圭一郎が首位と1打差の2位タイで初日を終えた。難コースに加え午後に入って吹き荒れた強風に各選手苦しみ、この日ノーボギーで追えたのは深堀と松山英樹の2人のみ。メジャーらしいセッティングの中44歳が輝きを放った。
 持病だった左足底筋膜炎の手術を行ったのは2011年2月。その年にシード権は失い2012年シーズンは一度限りの生涯獲得賞金の権利を行使してツアーに出場した。その中でシード復帰の大きな足がかりとなったのが、昨年の今大会。優勝した谷口徹に1打差に迫る2位でメジャー初戦を終えて表舞台への復活を果たして見せた。
 そして迎えた新シーズン。充実のオフを過ごし、アジアシリーズのタイオープンからシーズンをスタートした。ここまで4戦で予選落ちはなく、つるやオープンでは10位タイに入るなど序盤から好位置で戦いを続けている。それでも、まだ復活の手ごたえは薄いのが現実だ。
 「一度切れてしまったものを取り戻すのは大変。つぶれていたものを取り戻すのは何倍もの力が必要だし、まだ取り戻しきれていない。今、自分はそこと向かい合っている」。ケガでどん底に落ちて失ったスイングのキレも全盛期には及ばない。悪いポイントにすぐにアジャストできる柔軟な若さも失いつつある。すべてのベテランがぶつかる壁に、44歳の深堀もぶち当たっている。
 しかし、そんな中でも深堀を支えているのが、苦しんでいる同年代への思いだ。「僕の代では丸山(茂樹)、田中(秀道)やいろいろ打ちのめされて、現場にもどってこれない選手がいる。自分は2度花を咲かせる選手になりたい。この世界では本当に大変だけど、丸山はじめみんなに(自分からのメッセージが)届いて、つぶれている人のがんばる糧になれれば」。くしくも今大会のテレビ解説席には丸山茂樹が座る。「丸山ももどってきて、一緒に戦えれば」。松山英樹を筆頭とした新時代の台頭を止める術はもはやない。だが、その流れに抗い、歯を食いしばって咲かせる2度目の花は、苦楽を共にした仲間への最大のエールになるはずだ。
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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