ビルバオのビエルサ監督にナポリ行きの噂が浮上

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 指揮官や選手が入れ替わる毎に、それが周囲へと波及していくシーズンオフの玉突き人事。レアル・マドリードのジョゼ・モウリーニョ監督を筆頭に、この夏は多くの一流指揮官が新天地に活躍の場を求めると見られている中、アスレティック・ビルバオのマルセロ・ビエルサ監督にも噂が浮上した。

 今シーズンいっぱいでの退任が濃厚と伝えられているビエルサ監督だが、スペイン紙『アス』によると、来シーズンからナポリを指揮する可能性が高まっているとのことだ。ナポリは現在、今年6月末で契約を満了するワルテル・マッツァーリ監督の去就が不透明となっており、退団が決定した場合にはビエルサ監督を招聘する計画を立てているという。ナポリはまた、今シーズンいっぱいでチェルシーを退団することが確実視されているラファエル・ベニテス監督や、その前任者であるロベルト・ディ・マッテオ氏にも関心を寄せていると報じられている。

 一方、スペイン紙『マルカ』によると、アスレティック・ビルバオはビエルサ監督を失った場合に備え、同じく去就が不透明となっているバレンシアのエルネスト・バルベルデ監督の招聘を第1オプション、Bチームを率いているホセ・アンヘル・シガンダ監督の昇格を第2オプションとして考えているとのことだ。