さっぱりわからない英語での会話。かっこよくごまかす方法とは

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国際化社会と言われても、すぐに英語を話せるようになるわけでもなし。毎日の忙しさの中、勉強する時間もとれない。でも、彼女に海外旅行に一緒に行こうとせがまれちゃって……。もし、現地で外国人に話しかけられたらどうしよ〜!?

そんなとき、応急処置として、その場しのぎ術があれば便利。バックパックひとつで海外旅行をしてきたAさん(35歳女性)にその術を教えてもらいました。AさんはOLになったものの、一念発起でアメリカに語学留学した経験の持ち主。現在も子供たちに英語を教えつつ、時間があれば海外旅行を楽しんでいるとか。

――日本人って英語の読み書きはできても、会話が苦手な人って多いですよね。

「そう思います。日本人は日ごろから、つまり日本語で会話しているときから、会話に関して努力していない人が多いと思うんです。

以前、少し留学していたときに感じたのは、もともとおしゃべりな人ほど英会話の習得が早いということ。おしゃべりな人はだまっていられませんから、何とかしようとするうちに言葉を覚えていくんです。最初のうちは下手で恥ずかしくてもいいので、とにかく話してみることが大切だと思います」

――とはいっても、急に英語の単語を覚えられるわけでは……。何とかカッコはつけたい人もいると思うんですけど、何か応急処置でできる方法ってないですか?

「う〜ん、旅行用英会話本にある基本会話をとにかく覚える。これしかないんですけど……。

その際、よく『単語を覚えておけばどうにかなる』なんて言う人もいるんですけど、私はそれには反対です。例えばお店で注文する時『Coffee!』とだけ言ったら、お店の人は不快じゃないですか?

『Can I have a coffee?』でもいいし、Pleaseをつけるだけでも店員さんの対応が違いますよ。また、発音がおかしくても、文章で話せば前後のつながりで意味を理解してくれることがあるんです。

ですから、英会話本にある基本的な“単語”ではなく、“文章”を暗記する。これが基本だと思います」

――例えば、現地で外国人と一定の時間、一緒にいなくてはいけなくなったとき、何とか会話している風に見せるコツってないですか?

「まず、『相手の言っていることをまじめに聞かない』ことが大切です」

――え? まじめはダメですか?

「私たち日本人はまじめだから、すべてを理解して聴こうとしちゃうんですけど、そんなの無理ですよ。日本人同士だって、一語一句聞くもらさずにすべて理解して会話することなんてしていないと思いませんか?

すべての語句を理解しようとするから、知らない単語が出てくるとパニックを起こすんです。

たとえ言葉がわからなくても、しぐさや表情で相手の気持ちが見えてくれば、何となく自分のリアクションの取りようもわかってきます」

――なるほど、相手の表情を読む、ですね。ほかにコツはありますか?

「彼女の前で短時間、その場しのぎをしようと思ったら、とにかく先手必勝。相手に質問をさせないのも手です。だって、英語でペラペラと質問されると困っちゃうじゃないですか。

だから逆にこちらから質問責めにするんです。『Where are you from?(どこから来たの?)』などなど。

自分が質問したことなので、大体相手の答えなんて想像がつきますよね。そうしたら『へえ、そうなんだ、すばらしいね』みたいな感じでリアクションすればいいんです」

――でも、そのリアクションの仕方が難しいんです。何て言っていいかわからないし……。

「とりあえずリアクションだけは大きくしてあげると、何だか盛り上がってくれます。言うことなんて適当でいいんです(笑)。『イェ〜イ』でも『グレート』でも『ビューティフル』でも。