バイオやソーシャルゲームなど株価が2倍、3倍とあっという間に膨れ上がるのが新興市場の特徴。“もうすぐ株価急騰”の銘柄たちがココに!


株プロ34 里見健一郎
経済アナリスト ●内外の証券、投資顧問の調査部に30年以上在籍。現在は株式投資雑誌の原稿執筆などを手がけている。
節電で需要増
照明器具の専業大手。節電需要を背景に、住宅・店舗・商業施設向けLED(発光ダイオード)照明器具の売り上げが前期は2.7倍に急増、経常利益も2倍超の見込み。今期もアベノミクスが2ケタの増収増益を後押しする。前期は配当倍増予定。株価は安倍政権誕生で7割上昇も、PERは12倍前後と割安で調整を挟んで上昇再開。



株プロ35 早見雄二郎
株式評論家 ●メディック投資顧問代表。相場観、国際情勢などを独自の目線でズバリ解説してくれる。
強烈な追い風
アベノミクス経済効果で円安・株高が進み、国内景気は急速に明るさを増してきた。これに伴い企業の求人が活発化してきており、ネット求人情報大手の同社に追い風が吹いている。もちろん業績は好調で申し分ない。
株価は、3月に入って60カ月移動平均線を上回り、上昇トレンドを形成する動きを見せている。



株プロ36 杉山勝彦
武蔵情報開発代表 ●ハイテクアナリストとして活躍。技術力のある有望銘柄の発掘を得意とする。
再成長突入
衝撃や振動に強い可動コネクターなど高品質のカスタムコネクターの世界大手で、自動車用が主力。前2013年3月期はAV機器向けの不振と円高を背景に、営業利益は前々期比横ばい水準の見通しだが、2014年3月期は円安により収益環境が一変し、大幅な増収増益が期待できそう。利益のキャッチアップで割安感強まる。



株プロ37 横山利香
テクニカルアナリスト ●株式をはじめとする投資関連の執筆のほか、初心者向け株塾も主宰している。FPの資格も持つ。
最先端医療
チャートを見る限り、株価は昨年秋以降、出来高を伴いながらレンジを上にブレイク。
上場来高値を更新しながら、上昇トレンドを形成する状況が続いている。中長期的には、株主優待の新設や業績推移、チャートの形状などを考慮すると、まずは2000円前後への上昇を想定したい。好業績が株価を引っ張る好循環の可能性に期待。



株プロ38 戸松信博
グローバルリンクアドバイザーズ代表取締役 ●自らが企業訪問を行ない積み重ねた銘柄分析が人気の、新興国投資のカリスマ
利益急回復
ホンダ系の自動車・バイク部品の製造メーカー。製造子会社統合等の体質強化やサプライチェーン(供給網)の回復、新興市場の拡大、円安などで利益は急回復した。前期第3四半期までの利益はすべて海外からで、円安が進むなら上方修正も。今期も部品生産は好調で、インド工場の稼働により増益傾向が続く見込みだ。



株プロ39 櫻井英明
『兜町カタリスト』編集長 ●日興証券、株式新聞社等にを経て現職。ストックボイス、ラジオNIKEI等にレギュラー出演。
宇宙航空に強み
同社が取り組んでいる事業は2つ。ひとつは社会インフラ関連で、交通・航空・防衛・防災・環境エネルギー関連など。
もうひとつは夢の追求=先端システムで、科学衛星、宇宙・天文、ロボットなど。「すばる望遠鏡」や「はやぶさ」などの衛星搭載システムにおける先端分野については、同社の存在感は高い。



株プロ40 中村孝也
フィスコ取締役 ●IPO担当として1000社を超えるIPO企業の調査・分析を手がけてきた。中小型株が得意。
クラウド
電子メール配信システムソフトの草分け的な会社。2014年3月期はクラウドサービスの続伸に加えて、品質改善コストの減少が見込まれることから、業績は一段と成長する見通し。市場予想では、売上高が9億円、営業利益が1.6億円程度と2ケタの増収増益。アジア市場へも積極的に展開し、売上高100億円を目指す。



株プロ41 高橋潤一郎
フィスコ 取締役 ●IPO担当として1000社を超えるIPO企業の調査・分析を手がけてきた。中小型株が得意。
自動車復権へ
自動車業界向け測定装置のメーカー。自動車業界の影響を受けやすく、前2013年3月期は中国での反日デモ影響や大型受注のずれ込みがあり横ばい予想。だが、2014年3月期はそうしたことからのリバウンドが想定される。昨年末には非上場の同じ試験機メーカーと業務提携しており、その効果にも期待したい。



※株価などのデータは2013年4月8日現在。各株プロの診断は3月下旬時点のもの。チャートは週足、配当利回りは予想値。PER=株価収益率、PBR=株価純資産倍率。

この記事は「WEBネットマネー2013年6月号」に掲載されたものです。