チェルシーのラファエル・ベニテス監督は15日、ヨーロッパリーグ決勝でベンフィカを2−1と下し、自身4度目の国際タイトルを獲得した。残り数日でチャンピオンズリーグ出場権獲得を目指してから、同監督は別のチームのベンチを狙うだろう。噂に上がっている一つがナポリやローマだ。

ベニテス監督は「イタリアでの未来? イタリアは特殊な国だ。私は好きだよ。だが、今はこの勝利を喜び、祝おう。ナポリ? 確かなのは、彼らが素晴らしいチームということだ」と話した。

一方、タイトルを獲得したことについては、「とてもうれしい。難しい大会だった。今日は我々にとって今季68試合目だったんだ。前半は良くなかったが、チームは疲れていた。後半は良くなったね。練習で試していたようにコーナーキックから決勝点が決まったのはうれしい」と述べている。

インテルでクラブ・ワールドカップを制したときと同じような感覚かもしれないが、ベニテス監督は違うと話している。

「ちょっと違うね。あのとき、インテルはその前に3つのタイトルを獲得したベテランのチームだった。私は新しい戦力が必要だと言って、それが受け入れられなかった。今回は若いチームだ。監督がいなくなるというのに、選手たちはここに来るまで、そしてリーグで4位以内に入るために頑張ってきたんだ。彼らには賛辞を送らなければいけない」