乳がん予防のための乳腺切除を公表したアンジェリーナ・ジョリーPhoto by Jason Kempin/Getty Images

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女優のアンジェリーナ・ジョリーが、両方の乳房から乳腺を切除したことを公表し、世界中に大きな衝撃をもたらした。婚約者のブラッド・ピットは、この手術について「アンジーらしい決断だと思う。とても勇敢だ」とコメント。また、実父のジョン・ボイトやハリウッドの関係者たちから、カミングアウトに対する賞賛の声が続々とあがっている。

米ニューヨーク・タイムズ紙14日朝刊で、ジョリーは乳がん予防のために乳腺切除の手術を受け、その後乳房の再建を行ったと告白した。6年前に母親を卵巣がんで亡くしたジョリーは、医者から乳がんのリスクが高いことを知らされ、2〜4月に米ロサンゼルスのピンク・ロータス・ブレスト・センターで治療を行った。手術による小さな傷跡が残っているようだが、乳がんが発生する確率は87%から5%以下まで減少したそうだ。

治療中も手術のことを隠したまま仕事を続けていたが、自分の経験がほかの女性たちの役に立つことを願い、公表に踏み切った。「個人的な意見ですが、女性としての欠如はなんら感じません。女性らしさを損なわない、覚悟の選択をしたことで、力強くなったように感じます」とつづっている。

ジョリーとの間に養子を含む6人の子どもがいるピットは、「僕が望んでいるのは、アンジーが僕や子どもたちと一緒に健康で長生きすること」と、ジョリーの決断を支持。新聞を読んで初めて手術のことを知ったという実父のボイトは、「みんなと同じように驚いたが、彼女のとった行動にとても感動した」と発言。公表の前に報告がなかったことに関してもジョリーの意志を尊重しおり、「娘に対する愛情と賞賛は、言葉では言い表せない」と語っている。

ジョリーの主演作「ツーリスト」や初監督作「イン・ザ・ランド・オブ・ブラッド・アンド・ハニー(原題)」のプロデュースを手がけたグレアム・キングは、「アンジェリーナの勇敢さは、仕事の選択だけでなく私生活でも、彼女の人生のあらゆる面で常に輝きを放っています。自身の経験を恐れずに明かしたことを、とても誇りに思います」とコメントを発表した。その他、乳がんの手術を受けたことのあるシェリル・クロウをはじめ、女優のエリザベス・バンクスやオクタビア・スペンサー、アダム・シャンクマン監督ら、多くの著名人がツイッターに賞賛のコメントを投稿している。

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