元TROVEデザイナー上出大輔が再始動 ワークチェアパンツと家具ニット発表

写真拡大

 「TROVE」のデザイナーを2013年春夏コレクションをもって退任した上出大輔が独立し、新ブランドを立ち上げた。2013-14年秋冬シーズンは北欧家具のためのニットウェア「MÖEVE AND MORROW KNITWEARS(モーヴ&モロウ ニットウエアーズ)」と、クリエイターのためのワークチェアパンツ「TEÄTORA(テアトラ)」がデビュー。全5ブランドの構成を予定しているという。

元TROVEのデザイナー上出大輔が再始動の画像を拡大

 上出大輔が代表を務める新会社ロスコが発表した2つの新ブランドは、働く時間と暮らす時間をコンセプトに、30代〜50代のクリエイターや起業家など働く男性に向けた上質なウェアブランド。それぞれのブランドのコンセプトに沿って、高品質で普遍的なウェアを提案する。デビューシーズンの「MÖEVE AND MORROW KNITWEARS」は、暮らしを快適にする北欧家具をイメージし、肌触りが良くて軽く有機的なフォルムのニットウェア3型とカットソー4型を発表。心地良さを与えるカラーをそろえ、日本で生産される。一方「TEÄTORA」は、ワークチェアで働く現代クリエイターのためのボトムス2型を発表。ワークチェアパンツはHerman Miller社のアーロンチェアに座って働くための機能性が充実し、ラウンジチェアパンツはイームズラウンジチェア&オットマンに座るための快適性が重視された。シリコンコーティングのリベットやマーベルトなど、縫製の糸以外は全てオリジナル。人体とワークチェアの関係を研究し、細部まで洗練されたテクニックが反映されている。

 上出大輔は2004年に「TROVE」を立ち上げ、8年間にわたってブランドの指揮をとってきたが、2012年10月に辞任を発表。現在「TROVE」はデザインチームが引き継いでいる。新たなスタートを切った上出は、「年2回のコレクションを続けブランドが成長するうちに、ファッション特有の開発期間やトレンドの短さに違和感を感じるようになった。また一からのスタートだが、生活をより良くするため、幸せになるためのツールとして、家具や家電を開発するように命がけで服作りに挑戦していきたい」と話している。「MÖEVE AND MORROW KNITWEARS」のニットは44,100円、カットソーは18,900円〜で9月から、「TEÄTORA」のパンツは33,600円〜(全て税込)で12月から展開が予定され、次シーズン以降はシャツに特化したブランドやテクニカルなアウターウェアブランドなどの立ち上げを計画しているという。