全体相場が上がっても株価が出遅れている銘柄は必ず存在する。まだ10万円で買えるお宝株をプロがザクザクとピックアップ!


株プロ10 竹中博史
経済ジャーナリスト ●フリーで活動している。業種、企業規模を問わず幅広くリサーチ。
株式分割
アジア最大の衛星通信事業者で、防衛関連の側面も持つ。有料放送スカパーも拡大し、収益基盤は強固。日経平均採用銘柄ながら、昨年9月末から今年3月の期間では日経平均の上昇率に対して出遅れており、PBRも1倍割れ。100株への売買単位変更に向けて1年以内に株式分割が実施され、株価に動意が生まれる期待大。



株プロ11 黒岩泰
黒岩アセットマネジメント ●誌面などを通して個人投資家向けに助言や解説を行なう。「窓・壁・軸理論」の提唱者。
カジノ関連
同社の業績好調は、パチスロ機の販売によるもの。貨幣処理機やアミューズメント周辺機器が得意で、市場では「カジノ関連銘柄」と位置づけられている。最近では安倍首相や猪瀬都知事、そして橋下市長もカジノに関して言及した。
もし「カジノ解禁」となれば、投資家の資金が大量に流入するものとみられる。



株プロ12 川口一晃
金融ジャーナリスト ●元ファンドマネジャー。現在は、相場解説やコメンテーターを務めるなど幅広く活躍。
継続して堅調
復興需要や政府の住宅取得促進策に加え、低金利が続く中、消費税増税前の駆け込み需要などもあり、国内の注文住宅は堅調に推移している。また、リフォーム事業も拡大中。
株価は長きにわたった600円から800円にかけてのボックス圏を上放れ、1000円台に乗せてきた。押し目買いのスタンスで臨みたい。



株プロ13 宇野沢茂樹
NSNアナリスト ●和光証券(現・みずほ証券)、フィスコなどを経て2010年10月より現職。
連続最高益
世界的な消費マインドの改善に加え、国内では消費税率引き上げ前の駆け込み需要もあり、自動車生産は想定以上の拡大が期待できる。自動車用シートの採算改善に加えて、海外新工場での増産が、連続最高益達成の原動力となる。円安の進展次第で、株価は2006年の高値1500円台まで買われる場面があるかも。



株プロ14 坂野隆児
フィスコ アナリスト ●出版社勤務を経て、情報配信会社で中国株情報を担当。2008年、フィスコ入社。
構造改革
欧州金融危機で低速した主力の時計事業は、堅調に回復。利益率8%を確保したにもかかわらず、同事業で構造改革を推進し、グローバル競争力を強化するという中期計画を評価したい。新興国で高付加価値製品の需要が高まっていることも追い風だ。また、ユーロへの感応度が低い点も、欧州景気へのする不安を払拭する。



株プロ15 三井智映子
フィスコ リサーチ・レポーター ●一消費者とアナリストの中間的な存在を守って、マーケットを取材している。
顧客基盤
LPG(液化石油ガス)を中心としたエネルギー・住生活関連事業と情報通信事業を中心に展開。都市ガスの販売からスタートし、現在は暮らしの総合サービスを提供している。グループで240万以上の顧客数が強みだ。創業からの安定した収益で新規事業を育成し、高配当と業績回復を織り込む展開が想定される。




株プロ16 渡辺賢一
経済ジャーナリスト ●香港の日本語新聞『香港ポスト』の元編集長。中国など新興国の経済・株式情報に詳しい。
復活
貸出金利の引き下げや総量規制など、消費者金融に逆風が吹き荒れたことで、一時は破綻危機に陥ったが、かろうじて生き残った独立系消費者金融。安倍政権によって総量規制が緩和され、金利も引き上げられるとの見通しもあり、復活を期待している。武富士など、かつての競合がすでに淘汰されてしまったことも追い風だ。