向井理と片桐はいりが、舞台で姉弟役を演じることで話題の『小野寺の弟・小野寺の姉』。同作は、アニメ『TIGER & BUNNY』や映画『怪物くん』『ガチ☆ボーイ』などの脚本を担当した西田征史が、2012年に発表した初小説を舞台化したものです。

 化粧っ気はなく、しっかり者で世話好き。気になる男性はいるものの積極的になれない女性・より子(40歳)。面倒くさがりやで自由人、天然パーマが目印の進(33歳)。彼らは、誰もが驚くような古い木造アパートで一緒に住んでいます。

 40歳と33歳と、それなりの年齢ではあるのですが、2人とも独身。特別仲が良いわけでも悪いわけでもない姉弟は、支え合いながら穏やかな生活を送っています。そんな小野寺家に、一通の手紙が間違って配送されました。 文句を言いながらも、2人はその手紙を届けに行くのですが......。

 同書を読みすすめていくと、より子を演じる片桐はいり、進を演じる向井理のキャスティングはピッタリなのでは、と思えてきます。こだわりが強いより子と引っ込み思案な進の性格は、そのまま普段のお2人のイメージと重なります。

 2人は既に、『ママさんバレーでつかまえて』『ハングリー!』でも共演を果たしているので、相性もバッチシ。東京公演は7月12日(金)から8月11日(日)まで銀河劇場で。大阪公演は、8月22日(木)から28日(水)まで梅田芸術劇場のシアター・ドラマシティにて上演されます。本を読んでから舞台を観ても、舞台を観てから本を読んでも、楽しめる舞台となりそうです。



『小野寺の弟・小野寺の姉 (リンダブックス)』
 著者:西田征史
 出版社:泰文堂
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