嫌な香りは恋も仕事もダメにする!? 生活をよりよくする香りの効果

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香りによって心や身体がリラックスしたり、気分が高揚(こうよう)したり、香りの効用は誰しもが認めるところ。その力をもっと生活の中に取り入れたいと思う人も多いのではないでしょうか。人間関係を円滑にしたい、恋を実らせたい、頭をしゃきっとさせたい、そんなときの香りの活用法を、香りのプロフェッショナルであるアロマセラピストの一樹結衣さんに聞きました。

――生活の中に香りを上手に取り入れたいのですが、どういった方法があるのでしょうか?

「アロマセラピーにとって欠かせないのが、エッセンシャルオイルという精油です。精油とは、植物の花や葉、果皮、樹皮、根、種子、樹脂などから抽出した天然の芳香物質。この精油を日常の中に取り入れることで、心も身体も輝かせることができると思います。

既になさっている方も多いでしょうが、アロマバスなどが一番手軽な香りの活用法ですね。数滴の精油を垂らすだけでお風呂に香りが広がり、身体を温めて全身の筋肉をほぐし、末梢血管の血流が促進されますので、疲労感やストレスの緩和に効果があります」

――手軽ですし、疲れを感じている人には是非試してもらいたい方法ですね。それと、例えば”花粉症”に効果のあるアロマバスとかもあるんでしょうか?

「ユーカリラジアタの精油を2滴、ラベンダーを1滴ほど浴槽に落として、お湯をよくかき混ぜるとよいでしょう。この精油に含まれる成分が鼻粘膜の炎症を抑え、鼻の通りを良くしてくれますよ。できれば、発症する1か月ほど前から行うとより効果的ですね」

――安眠にも効果はありますか?

「就寝時、ベッドルームに精油を香らせるとリラックス効果が高まり、すんなり入眠することができます。香りが脳に伝わることで、自律神経系、内分泌系、免疫系の身体のシステムが整うのです。

そのほかにも、ダイエット中に食欲を抑えたいなら、グレープフルーツの精油がオススメです。この精油をアロマバスに落としたり、食前に香りを嗅いだりすることで食欲の抑制とリラックス効果が高まるんです。

また、精油はデフィーザーでお部屋に拡散させるのが一般的ですが、ティシュペーパーに数滴落としておいておくだけでもいいんですよ」

――では、仕事中などに頭をすっきりさせる香りはありますか?

「それですと、ローズマリー4滴、ゼラニウム3滴、サイプレス2滴、レモン3滴、ペパーミント3滴、以上の精油を、水を入れた10ml程度の遮光瓶に落としてブレンドしたものを用いるとよいと思います」

――人とのコミュニケーションにも香りは役立ちますか? 例えば恋に効く香りとか。

「恋愛は相手の気持ちあってのものですから、自分だけの一方的な要求のために香りを用いてもよい結果は生まれないと思います。ですので、相手も自分も共に幸せになりますようにと願って、香りを選んでみることをおすすめします」

――ほかにも、自分に自信を持つことができる香りなどがあったら教えてください。

「”香りの女王”とも呼ばれるローズアブソリュートという精油がオススメです。情緒不安定になっているときや自分に自信がなくなっているときに用いると、心を落ち着けて安らぎを与えてくれると言われています」

――仕事相手の心をつかむ香りはありませんか?

「相手に好印象を与えるという意味では、ローズマリー、ゼラニウム、サイプレス、グレープフルーツ、レモングラス、ペパーミント、ベルガモットなどの爽やかな香りを選ぶとよいと思います。

また、自分を香らせるよりも、名刺入れに精油を落とした紙を挟んで香りを移しておくだけでも相手に好印象を与えられます。ただし、強い香りはNG。ほんのり香る程度にしておきましょう」