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携帯(ガラケー)からスマホに乗り換えたいと思っているけれど、なかなかその踏ん切りがつかない…。もしかして、ネックになっているのは、維持費の高さではありませんか?

各キャリアが推奨している契約内容を見ると、6,000円を超えています。たとえばソフトバンクの「スマートフォン通信料イメージ」としてでデフォルトで表示されているのは、6,755円。確かに、高いですね。

しかし、これは商品で言えばいわゆる「定価」。割引などを上手に利用すると安くスマホを持つことができます。では、スマホを安く持つポイントを見てみましょう。

MNP(携帯電話番号を変えずに他社に乗り換える)

上記のケースでもMNPの場合は980円の割引があります。MNPには転出手数料として2,100円かかりますが、割引は2年間行われ、割引額の総額は980×24(か月)=23,520円となります。

ただしソフトバンクの場合、パケット定額サービス(フラット定額)へのご加入が条件となっており、パケットし放題S forスマートフォンは適用外となっていますので、Wi-Fiを利用し、維持費を抑えようとしている人は注意が必要です。

また、端末購入時にも、「MNP」は「新規」や「機種変更」よりも有利な条件提示が多く見られます。「MNPで他社に乗り換える」、これが今いちばん優遇されているので、安くスマホを持つポイントです。

「一括0円」機種を探す

店頭にある0円表示には「一括0円」と「実質0円」があります。この2つのうち、スマホ本体が「0円」で手に入るのは「一括0円」のほうです。

「実質0円」というのは、携帯各社が行っている、月々の利用料金から毎月一定の金額を割り引くサービスと相殺して0円になるということです。しかし、実際に機種代が無料なのではなく、また分割で支払う機種代金は割引の対象外なので、利用料金が0円でも機種代金は払わなくてはなりません。

また「一括0円」でなくとも、今シーズンドコモが行っている学割キャンペーンでは、親子一緒に加入すると15,000円(子10,000円+親5,000円)機種代が割り引かれるので、価格をチェックし、一括での購入を検討してみるのもスマホを安く手に入れるポイントです。

「月々サポート」「毎月割」「月々割」の金額をチェック

ドコモは「月々サポート」、auは「毎月割」、ソフトバンクは「月々割」という、基本料金やパケット料金から割り引いてくれるサービスがあります(ソフトバンクのホワイトプランは月月割の対象外)。この金額が大きいと、毎月の維持費が抑えられるので、購入時にはぜひチェックしたいポイントです。

「月々サポート」「毎月割」「月々割」は、機種によって格差があります。また、時期により変動もあります。なので、購入直前に最新情報のチェックが必要です。

面倒ですが、安く手に入れるためには、自分で事前に下調べしておくことが必要かもしれません。上記の3つのポイントを参考にしてスマホをリーズナブルに入手し、スマホライフを楽しみましょう。

(ライター:栗山佳子