日経平均の日足チャート(6カ月)。緑が5日、赤が25日、青が75日の移動平均線(出所:株マップ)

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 東京株式市場は相変わらず強い展開が続いてます。13日前場の日経平均は一時、1万4847.20円を付けました。ザラ場中に1万4800円台に乗せるのは、およそ5年4カ月ぶりのことです。外国為替市場で円相場が1ドル=102円台まで弱含み、採算改善期待から輸出株などに買いが入った結果です。

 一方、10日の米国株式市場は反発し、NYダウは前日比35.87ドル高の1万5118.49ドルと過去最高値を更新しました。また、S&P500種株価指数も同7.03ポイント高の1633.70ポイントと過去最高値を付けました。そして、ナスダック総合株価指数は同27.41ポイント高の3436.58ポイントと2000年11月3日以来、約12年半ぶりの高値でした。

 このように、世界の経済の中心の米国株式市場も絶好調です。米国株式堅調の主因は米雇用環境の改善です。

 5月4日までの1週間の新規失業保険申請件数は32万3000件と、前週の改定値比4000件減と、前週比の減少は3週連続でした。また、米ドル堅調の主因は、この雇用環境の改善を受け、米国の量的緩和策の縮小が近づいているとの観測が台頭し、日米金利差が拡大するとの思惑から、ドル買いが膨らんだためです。

 この米国株高と、円安・ドル高が、日本株の強烈な追い風として吹き続けています。この追い風が止まらない限り、日経平均の上値追いは継続する見通しです。

1ドル=100円で主要企業の経常利益は約45%増に

 ところで、東証上場企業の13年3月期決算発表が10日(金)、ピークを迎え、全体の22%にあたる376社が業績を公表しました。14年3月期は13年3月期より5割増益となる見通しで、リーマン・ショック前の08年3月期の水準まで回復する可能性もあるということです。

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