体罰見聞きした女子中高生、半数が体罰教師に”恐怖心”--3割弱は”憎しみ”も

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ふみコミュニケーションズはこのほど、同社が運営する女子中高生を中心としたコミュニケーションサイト「フミコミュ!」にて実施した「学校での体罰を含む生徒指導についてのアンケート」の結果を発表した。同調査は、2013年2月28日〜3月30日の期間にインターネット上で行われ、「フミコミュ!」ユーザー370名(中学生65.0%、高校生21.0%)から有効回答を得た。

まず、今までに学校で体罰を経験したことがあるかと尋ねたところ、4.3%が「自分がされたことがある」と回答。このほか、「クラス/部活の友人が体罰を受けたことがある」は18.4%、「学校の生徒が体罰を受けたと聞いたことがある」は11.1%となり、合わせて33.8%が体罰を受けたり、見聞きしたりしていたことがわかった。それに対して、「自分自身も周りでも体罰に関わることは全くなかった」は66.2%だった。

次に、体罰を見聞きしたことがあると答えた人を対象に、友人・知人が体罰を受けたと聞いてどのように感じたかと問うと、「体罰を行った教師を怖く感じるようになった」が最も多く48.6%、次に「体罰を行った教師を憎むようになった」が28.4%と続き、教師の体罰が女子中高生に恐怖心や憎しみを与えている状況が浮き彫りになった。

教師が生徒指導のために体罰を行うことをどう思うかと聞いたところ、約7割の69.2%が「体罰は暴力的なのでなくしてほしい」と回答。一方、「指導が難しい生徒には体罰は必要だと思う」と答えた割合も28.6%あった。

もし、あなたの学校で必要以上に体罰を受けている生徒がいたらあなたはどうするかとの質問に対して、「信頼のできる教師に相談する」と答えた割合は35.9%。以下、「自分の保護者に相談する」が22.7%、「その生徒に声をかけ支えてあげる」が16.5%、「友人に相談する」が13.0%と続いた。

自由回答方式で、体罰はなぜ起こると思うかと尋ねたところ、教師のストレスやイライラを理由に挙げる回答が多数寄せられた。具体的には、「熱血教師が指導を頑張りすぎたり、教師のストレスが原因だと思う」(東京都:中学3年生女子)、「体罰は教育だの、成長するのに必要だの言ってる人がいますが、体罰とは言葉を換えてるだけでただの暴力でしかないのです。教師のストレス発散、と思っています」(奈良県:中学2年生女子)といった内容が見られた。

また、「先生が子どもの時に体罰を受けていたからだと思います」(大阪府:中学1年生女子)など、教師が受けた教育に原因があるため、生徒達にも同じように接してしまう、という意見も挙げられた。