夏八木勲の主演映画『希望の国』より ©The Land of Hope Film Partners

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俳優の夏八木勲が、すい臓がんのため5月11日に逝去した。享年73歳。

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夏八木は1939年生まれ、東京出身。慶應義塾大学文学部仏文科中退後に文学座研究所や劇団俳優座の養成所で演技を学び、1966年に『骨までしゃぶる』で映画デビューを飾った。同年『牙狼之介』で映画初主演を果たし、1968年に三島由紀夫主宰の劇団浪蔓劇場に参加し、その後は『人間の証明』『野性の証明』『白昼の死角』『戦国自衛隊』などの映画や数々のテレビドラマに出演した。

夏八木主演の映画『希望の国』を手掛けた園子温監督は今回の訃報に寄せて、「次回作もぜひ一緒にやりましょう、と言っていました。まだ、早い。早すぎる。男を演じたら彼の右に出るものはいなかった。男を演じられる日本最後の俳優。そういう人はもういない」とコメントしている。