家族の支えがあっての優勝(ちなみに右からお母さん、お父さん、本人、キャディ、旦那さん)(撮影:上山敬太)

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<ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ 最終日◇12日◇茨城ゴルフ倶楽部 西コース(6,669ヤード・パー72)>
 国内メジャー初戦「ワールドレディスサロンパスカップ」で自身初のメジャー制覇を達成した茂木宏美。これまでもツアー5勝を挙げ、シードの常連として女子ツアーを支えてきた茂木。しかしそんな茂木にもゴルフを止めようと考えた瞬間があり、そしてそれを乗り越えられたのはプロゴルファーを支えてくれる家族の存在があったからだ。
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 1度目の危機は茂木がまだ研修生として日々練習を積んでいた頃。茂木はプロテストになかなか受かることができず、また共に練習していた選手がプロゴルフの道を諦めて止めていく姿を見て、自分もゴルフを止めようかと真剣に考えたことがあるという。その時、茂木を踏み止まらせたのは実の母親の存在だった。茂木いわく“思い込みが強く強引”という母親は、ある占いの結果を茂木に見せて「宏美ちゃんがプロテストに受からないのは運気が悪いだけだよ。2,3年やったら絶対良くなるから続けたほうがいいよ」と半ば強引に説得。ゴルフの道に踏み止まった茂木はその後プロテスト合格を果たし、一流プロとしての階段を上っていった。
 プロテスト合格後はシードの常連としてツアーに定着した茂木。そんな茂木に2度目の危機が訪れたのは3年ほど前のこと。「若い選手が活躍していて、私はいつまでゴルフをするんだろう…って真剣に悩みました」若手選手の台頭、自身の年齢などプロゴルファーとしてのモチベーションが落ちてしまった茂木を救ったのは後に結婚する窪田大輔さんとの出会いだった。茂木が自身のゴルフについて、そして今後の2人のあり方について相談したところ、窪田さんの出した答えは「やりたいんだったら限界までやればいい。君がやりきったと言う時までサポートするから」この時からプロゴルファー茂木宏美の第2幕が始まった。
 窪田さんと結婚した茂木はさらにプロゴルファーとしてまい進していく。「旦那は私を支えてくれましたし、旦那のお母さんも練習やツアーで家事をほとんどしない私を優しく応援してくれました」と家族が一丸となってプロゴルファー茂木宏美をサポートしてきた。そして今回、ついに茂木の、そして家族の悲願であったメジャー「ワールドレディスサロンパスカップ」のタイトルを手に入れた。「これまで私に関わってくれたすべての人に感謝したいです」と話した茂木の心中に苦しい時間も嬉しい時間も共に過ごしてきた家族の存在があることは想像に難くない。
 プロゴルファーという職業は、練習、トレーニングそして試合とそれ以外のすべてを犠牲にしなければ生き残れないし、栄光をつかむこともできない。そんなプロゴルファーにとって自分を献身的に支えてくれる家族の存在というのは何よりも大切なものなのだ。茂木の優勝する姿を見ていて改めてそのことに気づかされた。

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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