今年で5回目を迎えるこのイベント。全国でもまれにみる「コナモノ王国・群馬」、中でも高崎市はひとり当たりのパスタ店舗数の割合が日本一の地域とも言われ、至る所にパスタ店がひしめいている。この文化を全国へ向けて発信しようという中で始まったのが「キングオブパスタ」だ。

2012年11月23日に高崎競馬場で開催された「キングオブパスタ2012」では、21店舗が出店して7,500人を動員。ルールは、1枚で5食分(5食で1人前程度の量)のチケットを1,500円で販売。来場者に5食選んで食べてもらい、一番おいしいと思ったお店の投票箱に投票してもらう。チケットの半券が投票券になっている。

その結果、1位=シャンゴの「塩麹麦豚と蒟蒻入りパスタのトマトカレースープ」、2位=カーロの「群馬県産ハーブステビア豚とエリンギのクリームパスタ柚子こしょう風味」、3位=イル・クオーレ「濃厚!! 赤えびの白いトマトクリームパスタ」という内容だった。

イベントを主催するキングオブパスタ実行委員会事務局長の井上幸己さんは、「正直言って、昨年の動員数には驚きました。今年の開催は11月10日を予定していますが、スタッフ一同、より充実したイベントを目指しています。これからもこの高崎の地から地域の食文化の発展に貢献していきます」と、力強く話してくれた。

パスタのまち高崎発の、見ても食べても驚きのパスタに注目していただきたい。

(写真提供=キングオブパスタ実行委員会)