女の子を怒らせてしまうのも、悩ませてしまうのも、どちらもあまりいいこととは思えません。できれば、お互いにスッキリ清清しい気持ちですごせるように、アイサツにはアイサツを返してあげてほしいものです。

また、彼女のアイサツはオレに向けられたわけではないかも。それに返事をするなんて恥ずかしい……という気持ちですが、もし本当にそれが的中していたとしましょう。女の子はあなたではなく、他の男子にアイサツをしたつもりだった……。そんなとき、あなたがすかさず、「お疲れ様〜」と返事をしてくれたら、それをよろこばない女の子なんて99%いないはずです。

仮に「ちがうのだよー、△△先輩にアイサツしたのだよ」と女の子が思っていたとしても、「でも、すぐにアイサツにこたえてくれた○○くんてかわいい」とか、「わー、おれに向けたアイサツじゃなかったかも? と気付いて赤くなってる。いい人なんだなー」とか、「すぐに返事してくれて、やさしい。他の人はだんまりなのにー」とか、いい印象をもたれることはあっても、悪く思われることはまったくないと思います。

男性の場合、どうしても間違えるとか恥をかくというのは女の子に見せたくない部分。見せてはいけない部分だから、そこを見せないために「あえて何もしない。こたえない」という選択をしてしまうのかもしれません。

ですが、男性の弱いところ……ドジだったり不器用だったりするところを見て、女の子の側も、「なんでもできる優秀な人だと思ってたけどかわいい」「賢すぎて怖い感じがしてたけど、近寄りやすいとこもあるんだな」とホッとしたりするものなのです。男性が恥ずかしい、これは自分の弱みだと思っている部分が、実は女の子からすると好感度大だったりすることもありますので、ぜひ、自分に向けられていないかもしれないアイサツにもさわやか〜に返事をしてあげてほしいと思います。

何事も、特に女の子への対応に関しては、何もしないで後悔するより、やってみて後悔というか反省するほうがいいかも、と考えるようにしてみてはどうでしょう。とりあえず、今日から小さな声でも目立たないようにでもいいので、女の子からのアイサツには「コンニチハ」「オツカレー」と返事をしてあげてもらいたい、そんな気持ちでいっぱいです。

酒井冬雪です。さわやか〜にアイサツができて、好印象をもたれる男子って、意外にこりない性格というか、女の子に冷たくされても気にしないタイプの人だったりするものです。女の子問題に関しては、どんなときでも強いハートいうか図太い神経、あまり考えすぎない自分が必要かもしれません。では、またね。