妊娠・出産でかかるお金、プレママの予想は41.1万円 - 実際は?

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ライフネット生命保険はこのほど、「先輩ママに聞く、妊娠・出産時のお金に関する調査」の結果を発表した。調査は2月28日〜3月4日に、25〜39歳の出産から3年未満の女性(先輩ママ)を対象にインターネットで行われた。同時に、25〜39歳の第一子を妊娠中の女性(プレママ)を対象とした比較調査を実施した。

先輩ママを対象に、「妊娠・出産前にもっと知っておけば良かったと後悔していること」を聞いたところ、「出産後の体のケアに関すること」の51.8%、「育児のこと」の36.5%に続いて、「妊娠・出産でかかるお金のこと」が33.2%だった。妊娠・出産のお金について知らずに後悔した先輩ママが約3割となっている。

「どのくらい妊娠・出産費用を自己負担したか」を先輩ママに聞いたところ、55.0%が「1〜20万円」と回答。平均は27.3万円だった。一方、プレママに「どのくらい妊娠・出産費用を自己負担するイメージがあるか」を聞いたところ、「41万円以上」が52.1%で、平均は41.1万円。出産育児一時金などの公的支援を活用したためか、先輩ママはプレママの予想よりも少ない金額で出産できたと同社は分析している。

先輩ママに対し、出産時に重度の悪阻(つわり)・切迫早産・帝王切開などによる入院・手術などのトラブルがあったかを聞いたところ、30.2%が「はい」と回答。年齢が上がるにつれてトラブルの経験割合も上がり、25〜29歳では28.4%、30〜34歳では31.4%、35〜39歳では36.1%となっている。

妊娠・出産でもらえるお金の制度についてどのくらい知っているかを質問したところ、先輩ママでは、「妊娠検診費の助成」について「(どんなときにお金をもらえるか)内容を知っている」との回答が86.1%、「出産育児一時金」については92.2%。プレママでは「妊娠検診費の助成」については78.3%、「出産育児一時金」については81.3%だった。

これに対し、先輩ママで「高額療養費制度」を理解している割合は65.8%、「医療費控除」については65.4%となった。3割半の先輩ママがこれらの制度を理解していないと分析されている。

民間の医療保険に加入している場合に、帝王切開での出産や切迫流産・早産での入院・手術の際に給付金が受け取れる場合があることを「妊娠前から知っていた」先輩ママは54.3%だった。「妊娠後に知った」が27.4%、「知らなかった」が18.3%となっている。

また、「多くの保険会社では、妊娠27週を過ぎると医療保険に加入することができないことを知っているか」を先輩ママに聞いたところ、「妊娠前から知っていた」が26.8%、「妊娠後に知った」が14.6%、「知らなかった」が58.6%となった。

実際に医療保険に加入していた先輩ママに満足度を聞くと、約6割が「良かった」と回答している。特に出産時にトラブルに遭遇した先輩ママでは、約9割が「良かった」と回答している。トラブルに遭遇しなかった先輩ママでも、約5割が「良かった」と思っていると分析している。

先輩ママに対し、プレママへのアドバイスをたずねたところ、「医療費控除が受けれる場合があるので、家族全員の医療費の領収書、交通費、薬局などで購入した薬などのレシートをとっておくといいです」や「里帰り出産は、検診費の助成チケットが里帰り先の産院でも利用できるか確認しておいたほうがいいです」などが寄せられた。

また「お金関係以外で、”出産前にやっておくことをオススメする”こと」を聞くと、「夫婦で外食(グルメデート)」が74.8%、「のんびり過ごす」が73.4%、「夫婦で旅行」が73.1%だった。同社は、「夫婦2人の時間やのんびりした時間を過ごすことがオススメなよう」だと分析している。