樹木希林が貫禄を見せつけた授賞式の様子

写真拡大

「第4回日本シアタースタッフ映画祭」授賞式が5月10日、東京・成城ホールで行われ、主演男優賞を受賞した阿部寛、主演女優賞を受賞した樹木希林、助演女優賞の橋本愛らが出席した。一部週刊誌で熱愛デートが報じられた橋本に対し、報道陣が質問を投げかけると、代わりに樹木が「デート? ええ、楽しかったです」と助け舟を出し、貫録を見せつけていた。

第36回日本アカデミー賞に続き、「テルマエ・ロマエ」で主演男優賞を受賞した阿部は、現在、続編にあたる「テルマエ・ロマエII」の撮影真っただ中で、おなじみとなった“古代ローマ人パーマ”で登場。「皆さんのお力もあって、たくさんのお客さんに来ていただいた。ぜひ次回もよろしくお願いいたします」と劇場スタッフに感謝の意を表し、「前作を超えるように頑張っている。今度はもっとすごいですよ」と期待をあおった。

「わが母の記」で主演女優賞を手にした樹木は、第2回日本シアタースタッフ映画祭で助演女優賞(「悪人」)を受賞しており「どおりでこのトロフィー、見覚えがあると思った」とニッコリ。「やはり映画は映画館で見ないと、記憶に残らない。テレビだとすぐ忘れちゃって……」と持論を展開し、「阿部さんのローマ風呂の映画を見に行こうと思っていたら、あんまりお客さんが入っていると聞いて『じゃあ、私は行かなくていいかな』って(笑)。結局テレビで見たんですが、やっぱりよく覚えていなくて。映画館に足を運ぶ醍醐味を痛感した」とこの日も“希林節”は健在。メガホンをとった原田眞人監督がサプライズで駆けつけ、「樹木さんなくして、僕の映画人生はありえない」と最敬礼だった。

昨年の話題作「桐島、部活やめるってよ」に出演した橋本と東出昌大が、それぞれ助演女優賞とグランシャリオ新人賞を受賞し「皆さんの映画愛に支えられた映画祭で賞をいただき、この舞台に立てるのは夢のようにうれしい。私自身も映画を愛し続ける人間でありたい」(橋本)、「右も左もわからない状態で、ガムシャラに頑張った作品。今後も真摯に芝居と向き合っていければ」(東出)と喜びをかみしめていた。

漫画家の松本零士氏を名誉会長に、支配人、映写技師、アルバイトスタッフら日本全国の映画館スタッフが選出する映画祭。今年は562人の投票によって、各賞が決定した。

▽グランシャリオ賞:「おおかみこどもの雨と雪」

▽主演男優賞:阿部寛(「テルマエ・ロマエ」)

▽主演女優賞:樹木希林(「わが母の記」)

▽助演男優賞:香川照之(「鍵泥棒のメソッド」)

▽助演女優賞:橋本愛(「桐島、部活やめるってよ」)

▽グランシャリオ新人賞:東出昌大(「桐島、部活やめるってよ」)

▽監督賞:細田守(「おおかみこどもの雨と雪」)

▽脚本賞:内田けんじ(「鍵泥棒のメソッド」)

▽音楽賞:上野耕路(「のぼうの城」)

■関連記事
ダスティン・ホフマン、樹木希林にキス “夫”の存在ほのめかされタジタジ
阿部寛の“濃い顔”健在 「テルマエ・ロマエII」から初の場面写真が到着
水谷豊&伊藤蘭28年ぶり共演作「少年H」特報を独占入手
日本アカデミー賞「桐島、部活やめるってよ」が作品賞含む3冠
「探偵はBARにいる2」予告編公開、前作以上のアクションが満載