『SHORT PEACE』 /『火要鎮(ひのようじん)』  (c) SHORT PEACE COMMITTEE (c) KATSUHIRO OTOMO/MASH・ROOM/SHORT PEACE COMMITTEE
 『AKIRA』、『スチームボーイ』の大友克洋による作品を筆頭に、日本アニメを牽引するトップクリエイターたちが結集した映画『SHORT PEACE』が、7月20日より公開される。世界をも虜にする名匠たちが紡ぐ4編の共通テーマは“日本”。公開された予告編は、各作品の未公開シーンも多数収録されている贅沢な仕上がりに。エンディング曲として使用される『夢で逢いましょう』とともに流れるレア映像はこちらから。



 最初に登場するのが大友克洋監督の『火要鎮(ひのようじん)』。精緻な筆致で江戸情緒を再現し、悲恋の情念が業火となって街をのみこむ本作は、すでに毎日映画コンクール大藤賞、文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞などの映画賞を複数受賞している。

 『九十九(つくも)』はカップヌードルとのCMコラボでも話題となった『FREEDOM』の森田修平が監督。道に迷った男が小さな祠に入ると、その空間は別世界の部屋に変化する。捨てられた傘や、着てもらえなくなった着物などのモノノケ達の怪異を和風テイストでユーモラスに描いている。

 『MEMORIES』、『STEAMBOY』のCGI監督を務め、『鉄コン筋クリート』では演出を担当した安藤裕章監督による『GAMBO』は、3DCGの技術を活用し大熊と鬼の激闘を重量感たっぷりに描写。『鮫肌男と桃尻女』や『スマグラー おまえの未来を選べ』の石井克人をクリエイティブディレクターに、『新世紀エヴァンゲリオン』や『おおかみこどもの雨と雪』のキャラクターデザインをした貞本義行をキャラクター原案に迎え、新機軸のバイオレンスを打ち出す。

 『ガンダム』シリーズなどのメカニックデザインでおなじみカトキハジメが初監督したのは、大友克洋の短編マンガが原作の『武器よさらば』。砂漠と化した東京を訪れたパワードスーツの小隊。彼らと一台の戦車型無人兵器の遭遇戦を、圧巻のディテールとスピード感で思う存分見せつける。『リンダキューブ』シリーズの田中達之がキャラクターデザインで参加しているのも見逃せない。

 オムニバスアニメ『MEMORIES』の第一章"MAGNETIC ROSE"や『アニマトリックス』などのクリエイター森本晃司が担当している『オープニングアニメーション』にいたるまで、革新的な技術とノスタルジックな背景を融合せた、贅沢な作品群となっている。

【STAFF】
『オープニングアニメーション』
森本晃司
『火要鎮(ひのようじん)』
脚本・監督:大友克洋、キャラクターデザイン・ビジュアルコンセプト:小原秀一、音楽:久保田麻琴
『九十九(つくも)』
脚本・監督:森田修平、ストーリー原案・コンセプトデザイン:岸啓介
『GAMBO』
監督:安藤裕章、原案脚本・クリエイティブディレクター:石井克人、キャラクターデザイン原案:貞本義行
『武器よさらば』
原作:大友克洋、脚本・監督:カトキハジメ、キャラクターデザイン:田中達之

映画『SHORT PEACE』は7月20日(土)より全国ロードショー。

『SHORT PEACE』 - 公式サイト
@shortpeacemovie - 『SHORT PEACE』公式Twitter

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