株価がこれから上がるか、下がるかは誰にもわからない。ただ、株価を動かしているのは投資家の売買。現在、世の中の投資家がどんな売買をしているかは、投資をする前に把握しておきたい。

 世の中の投資家たちの取引を、ある程度具体的に知る方法がある。それが、信用取引の残高情報(信用残)だ。今回は、最新の信用残情報を株取引に活用する便利なツールを紹介しよう。

まず、3分でわかる「信用取引の基礎知識」

 その前に、信用取引の基本的な知識を知っておこう。通常の株取引(現物株取引)は自己資金で行うが、信用取引は自己資金を担保にお金や株券を借りて行なう。そのため自己資金以上の取引が可能となる(ただし、賃料として日々金利がかかる)。

 また、「買い」だけでなく「売り」から始めることもできる。「売り」の場合、最初に仕掛けた株価よりも下落すれば利益となる。

 一般的な信用取引では返済期限(通常は6カ月)がある。信用取引はいわば借金なので、信用取引で買った人は、期限までに返済のために売らなければならないし、売りから始めた人は、後で買わなければならない。

 つまり、買い(売り)残高が多ければ、近い将来、返済による売り(買い)圧力になるのだ。この点が後ほど紹介する売買のヒントになるので、覚えておいてほしい。

 ちなみに、資金や株券を貸し出す機関の日本証券金融(以下、日証金)によれば、現時点での回転日数(返済までの日数)は10.2日(5月8日時点)となっており、比較的、短期売買に利用されていることがわかる。

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