ルネサス、最終赤字は過去最大の1676億円--オムロン作田氏、新会長就任へ

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ルネサス エレクトロニクス(以下、ルネサス)は9日、2013年3月期の連結決算を発表した。それによると、最終赤字(純損失)は過去最大の1,676億円となった。赤字は3年連続で、赤字幅は前の期の626億円から1,050億円(21.3%)拡大した。

売上高は前期比11.0%減の7,858億円(前の期8,831億円)。内訳は、半導体売上高が7,247億円、その他売上高が611億円だった。営業損益は232億円の赤字(同567億円の赤字)、経常損益は269億円の赤字(同612億円の赤字)。なお、2014年3月期の連結業績見通しは発表しなかった。

同社は併せて、オムロン取締役会長の作田久男氏を代表取締役会長兼CEO(最高経営責任者)とする人事を発表。作田氏は、6月に開催予定の定時株主総会において取締役に選任、その後の取締役会で代表取締役に正式に就任する。

作田氏は、1944年9月6日生まれの68歳。1968年に立石電機(現オムロン)に入社、制御機器事業本部 車載電装事業部 業務室室長などを経て、1995年に取締役、2003年に代表取締役社長、2012年6月に取締役会長に就任した。作田氏は、6月20日に開催予定の定時株主総会終了をもってオムロン取締役を退任する。

また、ルネサス現社長の鶴丸哲哉氏の留任も発表。同社は今回の人事をもって、早期の業績回復と成長を実現するとともに、経営体制を強化するとしている。