アメリカン・アイドル

アメリカではいよいよ決勝戦を目前にひかえた『アメリカン・アイドル』だが、一方で、視聴率低下が止まらないことも問題視されている。このタイミングで、今年の審査員であるキース・アーバン、ニッキー・ミナージュ、マライア・キャリー、そして番組スタート時から審査員を務めてきたランディ・ジャクソンでさえも、来年は戻ってこないのではないか――とのウワサがささやかれている。

ウワサを報じたTheWrap.comによれば、「中核となる視聴者層を番組は失ったと局は感じており、その人々を取り戻したいと願っている」と関係者は明かしたのだとか。4人の審査員だけでなく、プロデューサーのナイジェル・リスゴーも起用しないなど、大幅刷新をはかろうとしているという。

また、これまでマライアには1800万ドル、ニッキーには1200万ドル、昨年の審査員だったジェニファー・ロペスには1500万ドルのギャラが支払われたが、「女性のスター歌手に大金を払うのは今後やめにする」との方針から、一時ウワサになった"ジェニファー・ロペス復帰案"も反古になったそうだ。

今シーズンに入ってから視聴率はすでに22%も低下。シーズン6の最高潮時には3000万人もの視聴者数を誇った同番組だが、5月2日(木)の放送では1100万人と、同番組の最低記録を更新し、FOX全体の成績にも悪影響をおよぼしている。さらに、視聴者数やエミー賞レースにおいても、ライバル番組の『The Voice』(NBC)に追い打ちを食らっているのが現状だ。

それでも打ち切りにならないのは、多額の広告収入がまだ見込めること(昨年は8億3640万ドル)、そして、代わりになる番組がないことが理由らしい。サイモン・コーウェルが立ち上げたUS版『Xファクター』は、まだ局の期待に応える成績を出していないという。

こうした困難を打破するために、来年のシーズン13では果たしてどんな変更が加えられるのだろうか。なお、上記の報道に対し、米FOXはコメントをしていない。(海外ドラマNAVI)



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